長距離を走るマラソンは、体力をたくさん使うため、正しいフォームで走らないと足を痛めてしまいます。
ランニングのポイントで「腰を使って走る」という言葉をよく聞きますが、具体的にどのように走れば良いのでしょうか。
足を痛めてしまう?課題点とは
初心者は「足で走る」方が多く、この走り方だと足を痛めてしまいます。
足を前に出して走ってしまうと、足を着地させたときに膝が曲がってしまい、膝への負担を大きくしてしまいます。
これが足を痛めやすくする原因となるのです。
「足で走る」のではなく「腰で走る」方法を身に付けましょう。
腰で走ることができれば、足は身体の真下に着地させることができ、膝への負担を軽減させることができます。
また身体全体を使うフォームになるので、足だけではなく身体全体へとエネルギーを分散させることができます。
改善するポイントは3つ!
腰で走るためには、トレーニングが必要です。
腰で走るトレーニング方法は3つあります。
・柔軟性を高める
・膝を曲げない足の着き方
・足に負担をかけない歩き方
足首や膝の柔軟も大切ですが、腰で走る方法は全身を使うので、身体全体の柔軟も必要になってきます。
下半身だけでなく、上半身の柔軟も高めるストレッチを行うようにしましょう。
足の着地方法の練習は、縄跳びと使うと良いでしょう。
腰から脚までが一直線になるのを意識して跳びます。
足の上げ方のトレーニングは、繰り返し歩くことです。
腰を前に出すことを意識して、一定の間隔になるように足を上げます。
下記に「腰で走る」ための練習方法が詳しく解説されている動画があるので、ぜひご覧ください。
動画引用元:ランニングで自分の力の120%を引き出す足の着地とは?
ポイント
ご紹介した改善点3つをマスターすれば、腰で走る方法を身に付けることができます。
なかなか腰で走る方法が身に付かないという方は、3つのトレーニングを重点的に行いましょう。
ランニング中も腰で走ることを意識することが大切です。
走り方が変われば、疲労の感じ方も違ってくるでしょう。
身体全体を使った効率的な走り方で、安全なランニングを楽しんでくださいね。