試合や練習では、テクニックや力技などに目が行きがちです。
しかし、動き出しも大きなポイントとなるため、構え方によっても差がついているかもしれません。
今回は、動き出しがよくなる構え方についてご紹介します。
構え方がかっこいいと強く見える
試合のスタートでは、まず相手の構えが目に入りますよね。
まだ対戦していないのにも関わらず「すごく強そうだ」と気が引けてしまうことがありませんか?
その理由の一つとして、卓球の大きな要素である「構え」が挙げられます。
技術の良し悪しにかかわらず、構え方がかっこいい人は見た目からしてもオーラがあり、強く感じる人も多いと思います。
構え方がかっこよくない「悪い例」
構え方がかっこよくない人に多い例として、前傾姿勢になる際に“腰を曲げてしまっている”のが大きな点です。
横から見ると、腰から背筋が丸く曲がってしまっていて、姿勢も悪く見えます。
かっこいい姿とは言い難いですね。
構え方がいいと動き出しも早くなる
腰を曲げてしまう姿勢は、膝も前に出てきてしまいます。
膝が前に大きく出ている姿勢は、膝の筋肉に力が入った状態となります。
それは膝に「ブレーキがかかった状態」となり、「動き出しにブレーキがかかってしまう」ということになります。
例えるなら、車でサイドブレーキがかかったままアクセルを踏んでいる状態。
それではフットワークに影響が出てきてしまいます。
正しい姿勢は、腰を曲げるのではなく、股関節の部分を軸として上体を折り曲げるイメージです。
中国選手などを見ると特徴がよく分かります。
ポイント
構え方を修正すると、見た目だけではなく相手の動きを予測して瞬時に動くことが出来るようになるでしょう。
それにより、球に伝わる威力もぐんと強くなります。
構え方を正しくするだけで、見た目もかっこよくなるだけではなく動き出しがよくなることが分かりました。
つまりフットワークの良さにも繋がりますね。ぜひ自分の構え方を再確認して、動き出しの良さに繋げましょう。
下記にわかりやすい解説がある動画がありますので、ぜひご覧ください。