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森友哉 下半身主導のバッティングフォーム

森友哉 下半身主導のバッティングフォーム

本記事では、2022年11月に埼玉西武ライオンズから国内FA権を行使し、オリックス・バッファローズに移籍した森友哉選手のバッティングフォームについて解説しています。

森友哉選手は大阪桐蔭高校時代、2年生の時に現在MLBオークランド・アスレチックスに所属する藤浪晋太郎投手とバッテリーを組んで、史上7校目の春夏連覇を達成しました。4季連続で甲子園に出場し、甲子園通算は打率.473(22打数26安打)5本塁打とキャッチャーを務めながら、高校生離れしたバッティングを見せています。

プロ入り後もルーキーイヤーからホームランを放ち、2019年には打率.329をマークし首位打者とMVPを獲得し、日本球界屈指の強打のキャッチャーとして活躍を続けています。

身長170cmという体格ながらも、抜群のミート力とパンチ力を兼ね備える森友哉選手の強打の秘訣は、下半身主導のバッティングフォームにあります。

力強いインパクトを生む右足の壁

森友哉選手のバッティングフォームの特徴は、どっしり腰を低くした構えと豪快なフルスイングです。低い構えから弧を描くように足を上げても目線がブレず、強靭な下半身を持っていることがバッティングフォームからも見てとれます。

また、バッティングフォームをスローで確認してみると、動画1:12〜の右足の着地からインパクトの瞬間にまで、右足の母指球がしっかりと地面を掴むようにして着地し、右足で壁が作られていることがわかります。

右足の壁がしっかりと作られていることによって、テイクバックで左足(後ろ足)に体重を乗せ、溜め込んだパワーを逃さずにボールを伝えることができます。

下半身主導でグリップはギリギリまで残す

森友哉選手のバッティングフォーム全体をもう一度見てみると、テイクバックからトップを作り、ボールを打ちに行くまでの間、ギリギリまでグリップの位置がキャッチャー寄りに保たれていることがわかります。(動画1:00〜)

グリップの位置はキャッチャー側に保たれたままで、下半身からピッチャー方向に動き出しています。この下半身主導の動きが、強いインパクトを生み出しています。

森友哉選手のバッティングにおける身体の使い方には、体格に強いスイングを身につけ、ボールを遠くに飛ばすためのヒントがたくさん含まれています。動画と以下に記載している書籍も参考にしてみてください!

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