本記事では、読売ジャイアンツに所属する秋広優人選手のバッティングフォームを紹介しています。秋広選手は、身長200cmと高身長で2023年の開幕こそ2軍スタートだったものの、好調をキープして4月18日に1年半ぶりに1軍に昇格しました。
秋広選手は打撃の柔らかさと長打力、バットコントロールの良さが特徴です。秋広選手が取り入れているバッティング技術のキーワードは縦振りについて詳しく解説します。
はじめに、秋広選手のバッティングフォームをご覧ください。
縦振りとは
縦振りとは、メジャーリーグからバレルゾーンなどが入ってきた1〜2年ほど前から注目されており、メジャーリーグで強打者の選手が多く取り入れているスイング方法です。縦振りは、バットを地面方向に縦に振るバッティングフォームで、大事なポイントはグリップの位置です。
一般的な横振りは、ボールに対してグリップの位置が近いことが特徴ですが、縦振りはボールに対してグリップを下げずに高い位置をキープしたままバットヘッドだけをボールに向けて出すことが特徴です。
縦振りのメリット
縦振りのメリットを見ていきましょう。
・グリップが無駄な動きをしないのでインサイドアウトしやすい
・ボールを押す力が加えやすいため、フォロースルーを大きくできる
・ボールを長く見られるので逆方向へのバッティングがしやすい
・バットの重さを使いやすくヘッドスピードが上がりやすい
縦振りのデメリット
・ボールを面ではなく点で捉えるイメージになるため、ボールに当たりにくい
・フライが上がりやすい
・技術が必要
日本人はもともと横振りの意識が強いため、縦振りの間違った練習方法を取り入れてしまうとバッティングフォームを崩してしまう危険性があります。正しい知識を身につけ、自分に合ったスイング方法の実践が大切です。
こちらの動画では縦振りや横振りについて詳しく紹介しているので、参考にしてみてください。
練習方法の見直しとともに練習方法や道具を見直したい方は以下の書籍とバットもチェックしてみましょう。