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「手に引っ付く」ドリブルのコツと練習方法

「手に引っ付く」ドリブルのコツと練習方法

バスケットボールのドリブルにおいて、「ボールが手に引っ付いているようなドリブルをする」という表現は頻繁に使われます。ボールが手に密着している時間が長く、ボールをコントロールしやすく、相手選手から奪われにくい上手な「手に引っ付く」ドリブル技術は、どのようにしたら身につくのでしょうか。

本記事では、「手に引っ付く」ドリブルを身につけるためのコツと練習方法を紹介していきます。

「手に引っ付く」ドリブルとはどういう状態?

手のひらがボールに密着している時間が長いドリブルを、「手に引っ付く」ドリブルと表現します。「手に引っ付く」ドリブルができるようになると、手についている時間が長い分、ボールをコントロールが容易にでき、次の動きに移りやすくなります。

例えば、ロールターンをしようとした時に、「手に引っ付く」ドリブルができている場合は、すぐに回りやすいですが、「手に引っ付く」ドリブルができていない場合は、身体を回転させている途中でボールを失うことが多くなってしまいます。(動画 1:38〜)

コツはボールを強くつき、ボールの真ん中に手のひらを置く

「手に引っ付く」ドリブルをするためには、まずはボールを強くドリブルすることが重要です。この時の注意点は、闇雲にドリブルするのではなく、両肩と右腰・左腰を結んだラインが、並行の状態を保つことです。(動画 2:12〜)

強いドリブルができるようになったら、ボールの真ん中に手のひらを置く意識を持ちましょう。強く地面についたボールをしっかりと手のひらで抑え込むことで、ボールと手が密着する時間が長くなり、「手が引っ付く」ドリブルとなります。

「手に引っ付く」ドリブルの練習メニュー

最後に、「手に引っ付く」ドリブルの練習方法を紹介します。まずは、動画(4:00〜)を見てみましょう。

  1. 中腰の状態で、1回・2回とボールを強く地面につく(ドリブルを2回行う)
  2. 2回目のドリブルを行い、手のひらに接した瞬間に、地面に向かってバイバイするように早く手を動かす
  3. 1・2を繰り返す

この練習の目的は、手にボールが収まり、「手に引っ付く」感覚を養うことです。タイミング良く早く手を動かすことができると、4回「バイバイ」の動作を行うことができます。一方で、タイミングが悪いと「バイバイ」の動作を複数回行うことができません。
「手に引っ付く」ドリブルは、簡単に習得できる技術ではありませんが、練習を重ねることで習得することができます。ぜひ、上記のコツと練習メニューを取り入れて、「手に引っ付く」ドリブルをマスターしてみてください。

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