日々ハードなトレーニングや練習を行っていると、どこかで身体は悲鳴をあげます。そうさせない為に、身体のケアを行っている人は多いと思いますが、食事の面からのケアを考えたことはありますか?
特に思い当たる原因はないけど、なぜか疲れが抜けない、朝起きられなくなった、身体が慢性的にだるい、など。休養をとっているにもかかわらず、体調が改善されないと、焦燥感にかられたりもしますよね。
そんな時は食事における”引き算”のアプローチを試してみてください!
内臓からも疲労はくる
疲労について考える時、内臓に目を向ける人は少ないと思います。でも、内臓も筋肉でできていて、動くためにはエネルギーを使います。つまり、内臓に負担をかけると疲労に繋がるということです。
その中でも注目したいのは肝臓!
実は、基礎代謝の中で、肝臓での消費エネルギーが最も高いと言われています。筋肉より高いとか。つまりその分毎日毎日しっかり働いているということですね。
肝臓は①代謝機能②エネルギーの貯蔵③胆汁の生成④解毒作用など、たくさんの重要な働きがあります!肝臓の機能が低下すると、大きな病気にもなりかねません。
そんな肝臓に食事面でも負担をかけ続けると、疲労の抜けにくさにつながる可能性は多いにあるということになります。
アルコールを抜く
では、そんな肝臓を休めるためにはどうすればよいか!?
ズバリ!お酒をやめましょう!
これは想像に難くないですね。アルコールを分解する過程で、肝臓がものすごく働きます。毎日アルコールを大量に摂取していると肝臓は疲れてしまいます。疲労が抜けにくいと感じる期間だけでも、アルコール摂取を控えてみてはいかがでしょうか?
タンパク質を減らす
そしてもう1つはタンパク質!
筋量アップを目的にトレーニングしている人は、1日に200〜300gのタンパク質を摂取するという人もいると思います。
タンパク質自体は必要な栄養素ですし、悪いものではないのですが、タンパク質が分解されアミノ酸になった後、そのアミノ酸を代謝するのは肝臓です。また、タンパク質を分解する過程で出来るアンモニアを排出するのも肝臓の働き。実はタンパク質を摂取・吸収した後の過程で、肝臓にたくさん仕事を発生させているんですね。
身体の調子がよい時のタンパク質摂取は問題はない、むしろ推奨しますが、身体が慢性的に疲れている時は、少しタンパク質の量を減らすということも試してみてください!
それでは動画をご覧ください!