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はじめの1歩で差をつけろ!スタートテクニック

はじめの1歩で差をつけろ!スタートテクニック

物心ついた頃から自然と行っている「走る」という動作。保育園や幼稚園の運動会から徒競走があり、小学生・中学生では50m走を測りますよね。運動会では足が速い人はやはり目立つ!

陸上競技にかぎらず、走るのが速いと他の様々な競技でも重宝されますし、はじめの加速が速いことは必ず武器になります!サッカーでは、ゴール前の飛び出しでディフェンスを振り切りたい時、野球での盗塁も加速は超大事!

今回は、どの競技でも絶対に使える、加速=スタートのテクニックについてご紹介します!

ポイントはスネの角度

はじめの第1歩のスネの角度に注目しましょう!速い人ほどスネと地面でできる角度が小さいんです!

これは、水平方向の力を大きくするためです。私たちが前に進む時、地面を押します。地面を押すことで、地面を押す力と同じ力が自分の身体に返ってきます。この力は水平方向と垂直方向に分けることができ、水平方向の力が大きい方が前進しやすいということです。

スタート時、身体は前に倒れてるのですが、膝下は地面を垂直くらいに接地している人をよく見かけます。身体が前傾しているので、水平方向の力が強くなっているように思いますが、これでは垂直方向の力が強くてうまく加速できません。

身体の意識だけではなく、スネを意識して行ってみてください!

お尻から上半身をまっすぐ倒す

スタート時に身体を前傾姿勢にすると良いということは、ほとんどの人が知っていると思います。というより、加速しようと思うと勝手に身体が前傾しますよね。

でも、前傾の形は今のままで大丈夫ですか?

前傾姿勢の目的は重心を前へ送り出すこと!そのために、お尻から頭までが一直線の状態で前に倒します。この時よくあるのは背中が丸まってしまっているパターン。これでは、重心が下に下がってしまいます。

キレイな前傾姿勢を維持するために、日頃から体幹トレーニングを行い、自分の身体がどういう姿勢かが感覚で分かるよう、自分の身体にもしっかりアンテナを張っていきましょう!

骨盤は前傾させない

身体を一直線に保とうとすると、骨盤を前傾させる人がいますが、これは足が後ろに流れやすくなってしまい、ロスを生むのでNGです!また、骨盤が前傾すると、前に膝を上げづらくなり、結果タイムも伸びません。

動画で自分のフォームを確認する際、骨盤の角度も気にして見てみてください!はじめは自分の身体の感覚と、動画で客観視したフォームが異なると思いますが、練習を重ねていくうちにこの2つが一致していきます。アスリートは自分の感覚と客観視した動きが一致してくるとパフォーマンスが上がりやすくなります!

何度も試しながら自分史上最高の加速を身につけましょう!

それでは動画をご覧ください!

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