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足が流れるって悪いこと?足の流れ改善ドリル

足が流れるって悪いこと?足の流れ改善ドリル

物心ついた頃から自然と行っている「走る」という動作。保育園や幼稚園の運動会から徒競走があり、小学生・中学生では50m走を測りますよね。運動会では足が速い人はやはり目立つ!

陸上競技部にでも入らない限りは、そこまでしっかり誰かから教わることがない「走る」という動作。故に人によってフォームはそれぞれ。足の速さもいつの間にか個人差がついていて、その差を見せつけられる機会がしばしばあります。

足を速くするために、まずは「走る」動作について知るところから始めてみるのはいかがでしょうか?頭で理解してからトレーニングを行うと、より効率よく身体に覚えさせていくことが可能です。

今回は「足が流れる」ということはどういうことかを知り、そして改善するためのトレーニングについてご紹介します!

足が流れることより引き戻しが遅れることが問題

「足が流れる」ことはよくないという話を短距離界ではよく聞きますが、前へ走ろうと思うとどうしても身体のラインより後ろに足は動きます。足が身体よりも後ろに伸びることを「足が流れる」と言うのであれば、これは決して悪いことではなく、前へ進むためには必要なこと。

では、何がよくないのか?それは、足が後ろに流れることではなく、後ろに流れた足を巻いてしまったり、蹴りあげてしまったりして、次の1歩が遅れること、これがタイムロスに繋がるということなんです。

股関節を曲げる筋力が必須

この後ろに伸びた足を素早く前へ引き戻すことができれば、より速く走れるということになりますが、速く走れるようになればなるほど、後ろに伸びる足の勢いも増していきますので、前へ引き戻すには、その勢いに勝る強い力が必要になります。

つまり、速く走れるようになるためには、足を前へ引き戻す力、股関節を曲げる筋力をまずは鍛える必要があります!

ちなみに「鍛える」と言うとだいたいは筋肉を大きくするというイメージがあると思いますが、それだけでは走りには活かされないため、筋肉を大きくした後は、そこにスピードを追加しパワーを高め、実際に走りに繋げていくところまで行いましょう!

トレーニング方法

まず筋肉量を増やすために、ベッドに仰向けに寝転がった状態で、膝を曲げ、足を地面に下ろします。その足にケトルベルなどの重りをつけ、その重りを膝を曲げたまま、股関節を曲げて天井方向に持ち上げるというトレーニングです。股関節の前面側の筋肉に刺激が入ります。

その次はパワーを高めるトレーニング。

パワーとは「力 × 速度」で表します。どれだけの筋力を、どれだけのスピードで発揮できるかということです。

大きくした筋肉を出来る限り素早く動かすためのトレーニングでは、負荷無しで腿上げのように、左右の足を素早く入れ替える動作をするとよいでしょう。速度が大切になってきますので、速さを意識して行ってください!ただ、速度を意識するあまり動きが縮こまりやすいので要注意です!

最後は実際の走りに繋げていきます。ここではマーカーを自分のストライドよりも少し狭いと感じる間隔で置き、速いピッチで駆け抜けていく練習です。足を素早く引き戻すための練習ですので、そこを意識して行いましょう!

動画ではトレーニング方法について他のバリエーションも紹介されていますので、是非ご覧ください!

陸上短距離【足の流れ改善】考え方&トレーニング

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