マラソンやランニングでの水分補給は欠かせません。その中でも特に夏の水分補給はパフォーマンスを大きく左右するだけでなく、下手をすると命の危険にまで晒されます。
ただただ量を飲めば安全かというとそんな事もありません。水分の摂りすぎは実は身体に負担をかけてしまいます。
また、練習中の水分の摂り方は練習の質を左右します。当然、質の高い練習を積み重ねたいですよね。そういった点でも、また体調管理の面においても、日々の水分補給は非常に重要になってきます。
今回は特に夏場の水分補給について解説します。正しい水分補給を知り、質の高い練習を重ね、そしてパフォーマンスアップにも繋げていきましょう!
スポーツドリンクを摂取すべき
夏場は非常に汗をかきます。汗は単なる水ではなく、ナトリウムやカリウムやカルシウムやマグネシウムなど、いわゆる「ミネラル」と言われるものも含まれていますので、大量に汗をかくことで、体内から大量のミネラルが失われるということになります。
そのため、水分でしっかりミネラルも補給することが大切です。不足したミネラルを補ってくれるのはスポーツドリンク!アクエリアスやポカリスエットなどの成分表示を見ると、汗に含まれているものと同じ成分の名前が記載されています。
ちなみに、練習中は少し薄めて飲むことをおすすめします!発汗が多い時は、体内の浸透圧の関係で薄い方が吸収されやすいと言われています。ポカリスエットは粉末も販売されているので、粉末を使って自分好みの濃さにするという飲み方もいいですね!
練習前にしっかり水分補給をしておく
夏場は練習の1〜2時間前からこまめに水分を摂取しておくことが大切です!水分は口にしてから実際体内に吸収されるまで約30分かかると言われています。つまり喉が渇いたと感じて水分摂取しても少しタイミングとしては遅いということになります。
練習が始まる頃に体内で水分が吸収されている状態にするためにあらかじめ水分補給をしておくことが、練習で脱水しないポイントです!
喉がカラッカラになってからのガブ飲みは一番よくないパターン!そうならないよう注意しましょう!
練習中は20分置きに水分摂取
夏場の練習中は20分置きにだいたい200〜250ccの摂取を目安に、早め早めの水分
補給を心がけましょう。
またこの時のポイントは常温の水であること。暑いので冷えた飲み物が欲しくなるとは思いますが、冷たすぎると内臓が驚いてしまうので常温で慣れておきましょう!
今回は水分補給について解説しましたが、これで全てが解決されるわけではありません。夏場のランニングは走る時間帯なども工夫して熱中症には十分に注意してください!
【サブ3ランナー直伝】知らないと危険!夏場の水分補給 – YouTube