コントロールが良いピッチャーになるためには、技術や能力が必要です。しかし、コントロールを向上させるためには、技術と能力以外に精神面も重要になります。
試合の大事な場面でも、コースに投げることができることが重要です。本記事では、プロの世界で活躍した吉見一起氏の考え方と練習を紹介します。
同じフォームで投げる
常に同じフォームで投げることができれば、ボールも同じゾーンへ行きます。しかし、グラウンド状況やマウンドの特徴によって、フォームは微妙に変わってしまうでしょう。
野球は、屋外で行うことが多いため風や雨など、予想外なことが起こりますが、できるだけ同じフォームで投げることを意識しましょう。
同じフォームを意識しているとき、ボールが思うように投げることができない場合は、何が原因なのかを常に考えることが必要です。フォームの乱れをすぐに修正する習慣を身に付けましょう。
タイミングとリズム
ストライクゾーンにボールを投げるためには、タイミングとリズムが重要です。体が覚えたタイミングとリズムで投げることができれば、ある程度ストライクゾーンに投げることができるでしょう。
タイミングとリズムを崩さないように、バランスの良いフォームを意識して投げることが重要です。どんなグラウンド状況でもバランスを崩さないように、注意が必要です。
フォームが定まらないときは、キャッチャーから近い距離で、投げる練習をしましょう。ストライクが安定して入るようになったら、徐々に距離を遠くしていくことがおすすめです。
コントロールが良いとは
コントロールが良いピッチャーになるためには、ストライクを投げること以上に、大事な場面で失投しないことが求められます。
全てのボールを理想のコースに投げることは、どんなに優れたピッチャーでもできません。そのため、大事な場面や緊張する場面で、理想のコースに投げることが重要です。
理想のコースに投げ分けるためにも、ミットの見方やゾーンの捉え方などを決めておきましょう。真ん中に入っていかないように、ボールを操る感覚を覚えることが重要です。
詳しい練習内容は以下の動画からご覧ください。
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