いよいよ冬が近づいてきましたね!野球をやっている人の中では1番苦手な季節かもしれません。なぜなら、練習がトレーニング中心になるから。苦しい期間である事は間違いないです。
冬の練習を「ただ辛かった・・」だけで終わらせるのはもったいないです!本記事では、下半身強化と守備の基礎を身に付ける一石二鳥の練習メニューをご紹介します。
下半身強化は野球の打つ・投げる・走るという動作に大きな影響を及ぼし、冬のトレーニングでも外せないメニューの1つに位置しています。この練習は、室内や自宅でもできる内容なので、ぜひ取り入れてみてください!
ペッパー
ペッパーという練習を一度は体験したことがある選手も多いでしょう。以下のやり方やポイントを改めて確認し、有意義なトレーニングにしてみてください!
守備において捕球姿勢を安定して作れることがとても重要。腰の位置が高かったり、手だけでボールを追ってしまったりしてしまう選手は捕球姿勢が崩れている場合が多いです。
ペッパーは、腰を落とした状態で捕球する練習なので、捕球に課題がある選手はぜひ参考にしてみてください!
基本姿勢
- 捕球する選手は肩幅より少し広く足を開く
- つま先はやや外側に向ける
- 股関節から腰を落とし、「股を割る」姿勢を作る
- 腕は落としてグラブを地面に着けておく
練習方法①
ペッパーは基本的に2人1組で行います。
- 最初は素手で捕球するためグラブを外す
- 投げ手につま先の少し先にボールを投げてもらう
- 両手でボールをキャッチする
- 左右両方を交互に10回行う
練習方法②
練習方法①では、つま先の少し先にボールを投げてもらって捕球する練習でしたが、次は範囲を広げて片手で届くかぎりぎりのところに投げてもらいましょう。この練習も左右両方を交互に10回行います。
練習方法③
最後の練習は、足を前後に踏み込んで行うペッパー。球際のボールを捕球するイメージで取り組みましょう!
- 片足を前に踏み込みながら片手で捕球する
- 片足を前に踏み込んでぎりぎり捕球できる位置にボールを投げてもらう
- 片足10回ずつ行う
以上がペッパーのやり方とポイントです。慣れてきたらセット数を増やし、負荷を大きくしていくことがおすすめです!
辛い冬練を乗り越えて、成長した姿で春を迎えましょう!
それでは動画をご覧ください。