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全日本大学駅伝振り返り 駒澤大学圧勝!全選手が区間3位以内!史上初の2年連続大学駅伝三冠に向けて王手!|体調 シーズン 2区 前田選手 上原選手

全日本大学駅伝振り返り 駒澤大学圧勝!全選手が区間3位以内!史上初の2年連続大学駅伝三冠に向けて王手!|体調 シーズン 2区 前田選手 上原選手

名古屋市の熱田神宮から三重県伊勢市の伊勢神宮までの106.8km、8区間で争われる全日本大学駅伝が11月5日に開催され、結果は駒沢大学の圧勝でした!昨シーズン、大学駅伝三冠を成し遂げている駒沢大学が、今シーズンも三冠に王手をかけました!

さて、全日本大学駅伝はどのようなレース展開だったのでしょうか?今回は全日本大学駅伝を振り返ります!

駒澤大学の選手は頭も鍛えられている

今回、駒沢大学の選手は全区間で区間3位に入る走りをしています。これは、監督やコーチに言われたまま走る選手の集団では成し得ない偉業です!

駒澤大学は選手によってレース運びは全然違います。はじめから区間新記録ペースで入る選手もいれば、はじめはゆったりしたペースで入って後半上げていくスタイルの選手もいます。これはおそらく、監督やコーチの細かい指示ではなく、選手が自分自身のチームにおける役割をしっかり把握したうえで、どうすれば100%の力を出せるか自ら判断しているような印象を持ちます。

例えば、佐藤選手や鈴木選手は他のチームと差をつけるという役割があるため、はじめから区間新記録ペースで突っ込むスタイルで走っていました。3区を走った篠原選手は調子が上がりきっていなかったため、チームのブレーキにならないよう走り切るために、はじめの3kmくらいはゆったり入って体の調子を確認しながら後半上げるというレース運びをしていました。

体調、気象状況、襷を受け取った位置など、今どういった状況なのかを全員がしっかり考えながら走れている。そうでないと全員が区間3位に入ることはできません。

体が鍛え上げられていることはもちろんですが、それとともに頭もしっかり鍛え上げられていること、どうすれば今日の100%の力を出しきれるかを選手自身が考えられていること、これが駒沢大学の強さではないでしょうか。

激熱の2区 東京農業大学 前田選手に注目!

今回は2区も熱かった!区間新記録が3人も出ています。その中でも区間賞を獲ったのは駒沢大学 佐藤選手。区間2位は青山学院大学 黒田選手。この2人は出雲駅伝の2区で、同タイムの区間賞。そして、ともに2年生。今後もこのライバル対決が楽しみです!

さらに注目したいのは、区間新記録で区間3位に入った東京農業大学 前田選手、1年生!昨年、「化け物」と言われ、この区間で区間新記録を出した駒沢大学 佐藤選手の記録よりも、今年の前田選手の方が速いんです!しかも昨年よりも今年の方が気温が高く、コンディションはよくなかった中での佐藤選手越え!これは箱根駅伝をはじめ、今後の走りに期待しかありません!要チェックの選手です!

来年・再来年は國學院大學が駒沢大学を倒す!?

國學院大學の2年生が強い!青木選手、上原選手、高山選手、この2年生トリオに注目です!

今回は、上原選手が3区で区間3位、高山選手は4区で区間4位、青木選手が5区で区間3位の走りをしています。ここに、7区区間賞の3年生、平林選手もいるので、来年、再来年の國學院大學には注目したいところ!駒沢大学を王者の座から引きずり下ろすのは國學院大學かもしれません!

大学駅伝、次回はいよいよ箱根!選手を知っているとより観戦に熱が入ります!予習をして、熱いお正月を過ごしましょう!

参照元:圧勝!! 駒澤大学が4連覇で全日本大学駅伝を制す!!

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パーソナルトレーナー井上美紀
筑波大学 体育専門学群卒業後、約12年間のサラリーマン生活を経てパーソナルトレーナーに転身。一人ひとりその日の調子を見て「トレーニング」「ストレッチ」「整体」を組み合わせた施術で、その人が持っている力を最大限に引き出すサポートをしている。年代は未就学児から70代までと幅広く対応。肩凝り・腰痛・不定愁訴などの対応をメインとしながら、頚髄損傷を含む身体障がい者へのトレーニング・ケア、パラアスリートのサポートも行っている。
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