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マラソン大会 ベストパフォーマンス・ベストコンディションのためにやってはいけない5つのこと ペース配分・前日の過ごし方|ランニング エントリー マラソンシーズン アップダウン 注意点

マラソン大会 ベストパフォーマンス・ベストコンディションのためにやってはいけない5つのこと ペース配分・前日の過ごし方|ランニング エントリー マラソンシーズン アップダウン 注意点

冬!と言えばマラソン!ということで、今年もマラソンシーズンがやってきました!毎週末どこかしらでマラソン大会が開催されていますが、皆さんはもうエントリーは済みましたか?

今回はマラソン大会でしっかり自分の力を出し切るために、レース本番、そして直前にやってはいけない事を5つ紹介します!是非参考にしてください!

1.前半で貯金を作らない

誰でもスタート時は元気です!そしてやる気もあります!大会の雰囲気でテンションも上がるので、今日はいつも以上に調子がいいのでは!?なんて思ったりして、ついつい前半のペースが上がってしまうことがあります。しかし、これはNGです!

マラソンでベストなパフォーマンスを出すためには、前半と後半がだいたい同じペースになるイーブンペースか、後半がやや早くなるネガティブスプリットという走り方が良いです!

前半に貯金を作ろうと頑張って、例えば1kmあたり30秒の貯金を作ったとしても、後半歩いてしまったら、1kmに10分くらいかかってしまい、前半の貯金なんて一瞬で使い果たしてしまいます。前半はできるだけおさえて、最後まで持つだろうというペースで走るように心がけましょう!

2.ペースのアップダウンに一喜一憂しない

今では時計をつけてペースを確認しながら走る方がほとんどだと思います。ペースを気にしすぎるあまり、細かくペースを落としたり上げたりして調節をしていませんか?これはNG!

この走り方はより筋肉を使ってしまうので、前半で疲れてしまう可能性があります。5km毎のペースで判断して調整していくとよいでしょう。時計の情報だけでなく、自分自身の感覚も大切にしてくださいね。

3.前日は長風呂しない

マラソン大会のために前もって移動して、温泉付きの宿に泊まるということもあると思います。温泉と聞いたらしっかり湯船に浸かりたくなりますが、マラソン大会前日の長風呂は要注意です!

普段から長風呂の方はいいかもしれませんが、普段そこまで長風呂でない方は、いつも以上に汗をかいてしまって、やや脱水状態のまま大会に臨むなんていう可能性が出てきます。脱水はマラソンにとって致命傷!

マラソン前日はいつもと違うことはせず、できるだけいつも通り過ごしましょう!

4.直前にご飯を食べ過ぎない

マラソン大会前日はエネルギー源になる炭水化物をたくさん摂った方がよいというイメージはありませんか?でもこれ、慣れていない方はは気をつけてください!食べ過ぎてしまう方がいます。

食べ過ぎるともちろん内臓にも負担がかかりますし、レース中にお腹が痛くなるなんてことにもなりかねません。

炭水化物を増やすとしても適度に行いましょう。今までご飯とおかずの割合が5:5だったところを、ご飯の割合を増やして6:4や7:3にするとよいでしょう。

もし可能なら、練習で長い距離を走る日の前の日に、食事もシミュレーションして確認しておけると良いですね!

5.直前に長い距離の練習をしない

満足に練習ができなかった方がたまに陥ります。不安になって一週間前に30km走などを行ってしまうケース。

1週間前だと疲労が抜けきらない可能性もありますし、長い距離の練習はハードな内容になるので、足を痛めてしまう可能性もあります。1週間前にもし足を痛めてしまったら、なかなかレース当日までに治すことが難しくなります。

できれば、3週間前までに長い距離の練習は終わらせておいて、そこから徐々に距離を短くして調整していきましょう。

当日できるだけベストコンディションで臨むために、是非参考にしてください!それでは動画をご覧ください。

参照元:大会出る方は要注意!フルマラソンのNG行動5選

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パーソナルトレーナー井上美紀
筑波大学 体育専門学群卒業後、約12年間のサラリーマン生活を経てパーソナルトレーナーに転身。一人ひとりその日の調子を見て「トレーニング」「ストレッチ」「整体」を組み合わせた施術で、その人が持っている力を最大限に引き出すサポートをしている。年代は未就学児から70代までと幅広く対応。肩凝り・腰痛・不定愁訴などの対応をメインとしながら、頚髄損傷を含む身体障がい者へのトレーニング・ケア、パラアスリートのサポートも行っている。
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