スクリューパスで、右側は得意だけど左側は苦手だったり、角度がついたパスが苦手など状況に応じて得手不得手がある方も多いのではないでしょうか?
本記事では、「どんな位置でもパスのコントロールがよくなるトレーニング」についてご紹介します。トレーニングは二人で出来る内容なので、友達を誘ってやってみてください!
Level①横並びパス
やり方
- 3〜5mくらいで横並びに立ちます(慣れてきたら徐々に距離を伸ばす)
- パスを受ける側は、ハンズアップして目標を作る
- パスを投げる側は、目標をしっかりと見て投げる
ポイント
- ・相手をみて投げること
- ・構えている所をしっかりと狙うこと
このドリルを左右10回ずつ行い、かまえた所に何回投げられたか数えてみましょう!より緊張感を持たせるために、どちらがより多く目標に投げられたか勝負して、負けた方は腕立て10回などペナルティを設けるのも面白いですね。
Level②横並び 距離を変化させたパス
やり方
- 近く・中距離・長距離と3つの位置にマーカーを置きます
- パスを受ける側はハンズアップ、投げる側は目標をしっかり見て投げます
- パスを受ける側が、3回受けたらマーカーを移動してまた3回パスを受けます
ポイント
- ・相手の立ち位置によって、パスの強さをコントロールすること
- ・一番遠いマーカーは、全力で届く一歩手前くらいに設定する
このドリルを、各マーカーで3回ずつ合計9回を左右両方行います。距離が変わる事で、力の入れ具合など自分が苦手な距離感を学ぶことができます。
Level③ランダムパス
やり方
- レベル②で3種類の距離に置いたマーカーを増やします。(1m感覚で、後方に2つ並べると、合計9つのマーカーがセットされます)
- パスを受ける側の人は、近い位置にあるマーカーから順番にセットし
それぞれの場所でパスを受けます
ポイント
- ・相手の立ち位置によって、パスの強さをコントロールする
- ・角度がある時は、身体を捻る
このドリルを各マーカーで2回ずつ合計18回を左右両方行っていきましょう。このドリルに慣れてきたら、次にご紹介する方法で難易度を上げてみましょう。
やり方
- パスを投げる人は目をつぶる、もしくはパスを投げる方向に背を向けて立つ
- 受け手はマーカーにセットしたら、手を叩く
- 投げ手は、合図と同時にすぐにパスを投げる
試合では、仲間をゆっくり確認している時間がありません。より実践に近づけるために、目標を確認する時間を減らしても、しっかりと投げる事が出来るようになる練習です。
いかがでしょうか?このように、同じ練習でも工夫次第で難易度を変えることができます。普段の練習に緩急とメリハリをつけて、レベルアップを図りましょう!
それでは動画をご覧ください。