オリンピック種目の中にボクシングが入っていますが、いつもテレビで見るプロのボクサーではなく、アマチュアと呼ばれるボクサーが参加します。アマチュアボクシングとプロボクシングは何が違うのでしょうか。本稿では、アマチュアボクシングとプロボクシングの違いについてお伝えします。
アマチュアボクシングでもダウンはある
前回の記事でも紹介したように、アマチュアではワタがたくさん入った大きなグローブが使われており、さらにはヘッドギアをつけます。安全に配慮されているためダウンはなかなかありません。
しかし、そんな状態でもダウンを奪う選手がいます。非常にパンチ力が強いか、もしくはタイミングがよいかです。相手のパンチが見えないところから不意にとんでくると、パンチ力が強烈でなくても、脳がゆれるためダウンになることがあります。ダウンの瞬間には、プロとは違うアマチュアならではのすごさが隠れていますので、是非注目してください!
プロボクシングとは違うアマチュアボクシングの楽しみ方
アマチュアボクシングをより楽しく観戦するためのポイントは、展開の速さです。打った後のディフェンスの技術に注目してください。
パンチを打ってうまく相手選手に当たったとしても、その後自分自身もパンチを当てられてしまったら相手も同じポイントになってしまいます。そのため、打った直後のディフェンスが大事になります。
打った後しっかりガードをして距離をとり、また自分の攻撃に行くといった攻防の展開の速さがアマチュア選手の試合ならではの楽しさです!プロの試合はアマチュアに比べるとダウンする可能性が高いため、アマチュアよりも攻防の多さは少ない傾向にあります。
是非そんな点も意識しながら観戦を楽しんでください!それでは動画をご覧ください!