小学校のプールの授業だけでなく、他の空いている時間も水泳の練習をしたいという子どももいると思います。
しかし、小学校の先生もそうですが、親も水泳の専門の先生ではありません。中には学生の頃、競泳を行っていた方もいるかもしれませんが、ほとんどの方は水泳をどう子どもに教えていいのか分からないのではないでしょうか。
今回はそんな方に向けて、背泳ぎの練習法を段階別に解説します!
Step1 ビート板をもって背浮き
はじめはビート板を胸に抱えて、仰向けで水面に浮かぶ練習から始めましょう。足をまっすぐ伸ばし、真上を向いてリラックスします。
親は、はじめは下から手で子どもの背中を支えてあげ、安定したら手を離すようにサポートしましょう。
Step2 背浮き
ビート板無しで仰向けに浮かぶ練習です。両腕は体の横に伸ばします。
Step1と同様、親は下から手で子どもの背中を支えてあげ、安定したら手を離すようにサポートしましょう。
Step3 ビート板をもって背面キック
ビート板を胸に抱え仰向けで浮いたら、バタ足をして進む練習です。この時、踵で水を蹴り下ろすのではなく、足の甲で水を蹴りあげる意識で行います。
親は子どもの足元の水面ギリギリのところに手を構え、足の甲でこの手を蹴るように伝え、足の甲で水を蹴る感覚をサポートします。
Step4 背面キック
ビート板無しで腕は体の横に伸ばした状態で背面キックを行います。膝が曲がらないよう注意しましょう。体が沈みそうになったら少し強くキックをします。
Step5 けのび+背面キック
次にけのびの姿勢で背面キックの練習をします。真上、若しくは斜め下に目線を向け、顎をひくようにします。
Step6 手をつける
最後に腕も回します。
腕は肘を伸ばし、もものあたりから真っすぐ上げていき耳の横を通ります。頭の真上まで手を上げたら手のひらを下向きにし、水をキャッチします。その後、体の横を押し下げるようなイメージで水を押していきます。最後は手の甲で水を押し上げるようにして水面から出します。
この一連の動きを左右交互に行います。
このように段階を分けてみると、自分自身が泳げるかどうかにかかわらず、子どもに背泳ぎを教えられるような気がしませんか?是非上記のようなStep分けを試してみてください!
それでは動画をご覧ください。