水中で行うスポーツの中で最も身近なのが水泳。
市民プールや学校のプール開放、フィットネスクラブなど、徒歩や自転車圏内に1つは泳ぎに行くことができるプールがあるのではないでしょうか?
水中では浮力があるおかげで運動中の関節への負担が少なくなります。また、水に浮いている中で体をコントロールすることでインナーマッスルにも刺激が入るうえに、長く泳ぐことで有酸素運動も可能!健康増進のため、実に幅広い年代の方々がプールで運動をしています。
その中で、大人になってから泳ぎ始めたという方も多いと思いますが、見様見真似で泳いでもなかなか楽にきれいに泳ぐことは難しいですよね?どうせ泳ぐならどんどん上達していきたい!
そんな大人の皆さんのために、今回は、意外にできていない背泳ぎの手のかき方について解説します。是非明日プールで試してみてください!
最後の一押しがポイント
背泳ぎの手のかき方は、おそらくほとんどの方が入水後、体の横のやや深いところを真っすぐ下(足元の方)にかいていると思います。最後まで同じ方向に水を押していますよね。
しかし、本来の背泳ぎの手のかき方は、水から手が出る直前、つまり手を上から下にかいてきた最後の一瞬、手のひらがプールの底を向く方向に水を押すんです。これを知らない方が多い!この最後に水を抑えるかき方をするだけで体がスーッと前へ進みます。
たったこれだけ!この最後の一押しを意識して練習してみましょう!
練習方法はスカーリング
上記の最後の一押しの練習方法としてはスカーリングがおすすめ!水面に仰向けで浮いた状態で、肘から先を8の字に動かして進むドリルです。
手の動きを動画で確認しましょう。
参照元:スカーリング講座 手の動かし方
水面に仰向けで浮いた状態でこのように腕を動かして進みます。これは水を掴む感覚を養うことができます。背泳ぎに限らず、水泳全般の基本的な練習になりますので、是非日頃から取り組んでみてください!
それでは動画をご覧ください。