腹筋は上半身と下半身をつなぐ重要な役目を果たします。そのため、どのスポーツにおいても大事な部位であることは間違いないので、鍛えて損は無い部位です。
腹筋については、様々なスポーツで活躍する筋肉ですが、上体を前に傾ける動作(体幹の屈曲)や上体を回す動作(体幹の回旋)の時に活躍する筋肉です。
■ボールを投げる・蹴る
野球、ハンドボール、サッカー、ラグビー
■バット・ラケット・クラブを振る
野球、テニス、ゴルフ
などのスポーツに活躍するのが腹筋です。上記のスポーツ以外にも、身体のコアとなる体幹部分を鍛えることになるので、基本的にはどんなスポーツにも必要な筋肉と言えます。
では、トレーニングのやり方ですが、
・ベンチに仰向けで寝る
・寝る際、台からお尻を外し、腰だけ付ける。またこの時、足を遠くに置く
・その足の位置から足を上げ(この時、膝は曲がり過ぎてはダメだが、多少曲がるのはしょうがない)
・90度ぐらいの位置まで足を上げたら、腰を浮かして足を真上に上げる
・足を下ろす時は、遠くの位置(スタートポジション)を意識しながら、ゆっくりと下ろす
以上のやり方になります。
このトレーニングの良いところは「腰に優しい」というところです。似たようなトレーニングに「ドラゴンフラッグ」というものがありますが、このトレーニングは腹筋にはかなり強い負荷がかかり、効果的ではありますが、腰をやってしまう可能性は大きいです。しかしこの寝ながらのレッグレイズは、腰を台に付けている状態がありますので、腰に大きなダメージを与えることは少ないです。腰への負担を気にされている方にはオススメです。
そして大事なポイントは、全体的にフォームを気にしながらゆっくりやると良いでしょう。腹筋への意識を強め、腹筋の伸縮を感じながら、ゆっくりやるとより高い効果が見込めると思います。
では動画を参考にして実践してみてください。