背筋を鍛えたいのにうまくいかない……その原因は、フォームにあるかもしれません。
悪いフォームで行うと背筋に上手く力がかからず、効果的に背筋を鍛えることができません。
フォームを見直して、しっかりと背筋に負荷を与えるトレーニングを行えるようになりましょう!
ラットプルダウンで背筋を鍛える
初心者にありがちな悪いフォームは、肩甲骨が持ち上がった状態でマシンのバーを引いてしまうことです。
肩が上がった状態でバーを引き下ろすと、運動の主軸が肘となり腕の筋肉に負荷がかかってしまうのです。
こうなると、マシンによる負荷が分散して効果的に背筋を鍛えることができなくなってしまいます。
こうならないために意識したいのは、胸を張って肩を下げた状態でバーを引くようにすることです。
こうすることで、肩関節を運動の主軸にすることができます。
肩関節とつながっている背中の筋肉を効果的に運動させることができるので、背筋を鍛えることにつながるのです。
これまでと違って、背中の筋肉に効いていることが実感できるはずですよ!
シーテットロウで背筋を鍛える
シーテットロウも、背筋を鍛えるためのトレーニングです。
しかし、こちらも初心者ほど腕が疲れやすいと感じることが多いのです。
初心者がやりがちな悪いフォームは、腕を引く位置と胸の向きにあります。
悪いフォームの場合、腕を胸の方向に引いてしまっており、さらに胸が真正面、もしくは下を向いています。
この状態でトレーニングを行うと、腕に負荷がかかるうえに、肩関節の伸展が小さくなってしまうのです。
正しいフォームはまず、胸を斜め上に向けて腹部より下へと腕を引くように意識します。
こうすることで、肩関節の伸展も大きくなり背筋を効果的に動かすことができるようになるのです。
肩を大きく動かすのが背筋を鍛えるポイントです。
少しフォームを意識するだけで、背筋への効き方が全く違ってきますよ。
背筋のトレーニングの際は、ぜひ正しいフォームを意識し効果的にトレーニングを行いましょう。