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打撃練習 ボールの引き付け 腰を回さずに行うティーバッティング

打撃練習 ボールの引き付け 腰を回さずに行うティーバッティング

今回は北海道日本ハムファイターズの中島卓也選手が行っているティーバッティングを紹介します。中島選手の特長は、

軽快なグラブ捌きと判断力に優れた走塁、コースに逆らわないシュアなバッティングが持ち味で、スローイングも正確性が高い。
(中略)
また、際どいコースのボールをカットしファウルにする技術を持ち2015年には両リーグトップのファウル数を記録した。周囲からは努力の人であると高く評価されている。

引用元:wikipedia 中島卓也

とあるように、守備や走塁も一流ですが、何といってもすごいのは、ギリギリまでボールを引き付けてから、シャープなスイングをしてファールにするテクニックではないでしょうか。ファールにするテクニックの源は「身体が絶対に開かない」ことにあると思います。腰はほぼ回転することなくスイングしており、ツイスト打法の考え方に近い打ち方をしていると思います。

動画は試合前に行っているティーバッティングですが、やはり練習の時から腰を回転せず、身体は絶対に開かずスイングしていることが分かります。また、重たいマスコットバットを短く持ち、ボールを引き付けて逆方向へシャープに振り抜く練習を行ってます。試合で実際にやっているファール打ちを、このティーバッティングの練習段階からやっているようです。むしろ練習で繰り返し繰り返しやっているからこそ試合で出来るのでしょう。

この練習は、身体の開きが早かったり、身体の突っ込みが早い、という課題を持っている選手が行うと効果的な練習になると思います。ベルトから下の下半身を固定し、ボールを引き付け、しっかりタメてから逆方向へ振り抜くと、身体の開きや突っ込みを改善することができます。

中島選手のティーバッティングを参考にしてみてください。

動画引用元:試合前練習風景~中島卓也~

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