まともにボールが投げれない
送球ミスが多い
という課題を抱えた選手は本当に多いと思いますし、このような選手を多く抱えている指導者も、これまた多いと思います。ちなみに筆者も送球は得意ではありません。どうすれば良いボールを投げることが出来るのかは、常に試行錯誤してました。
まず大事なポイントとしては、腕をしっかり振ることと正確に投げることです。手先だけで投げるのではなく腕をしっかりと振ることはとても大事です。ポイントいうか当たり前のことではありますが、この当たり前は常に頭に入れておいた方が良いと思います。
そして、肘が下がっていないこと、肩甲骨をしっかり動かすことも大事なポイントになります。肩周りの筋肉や骨を大きく動かすイメージが大事です。
では動画で紹介しているキャッチボール講座をお伝えします。
ラジオ体操ドリル
肘が下がりやすい選手にオススメの練習ですが、両腕を上げ下げを2回してから投げる練習です。実際にやってみましたが、確かに肘が上がる感覚はあります。肩甲骨の可動域の狭い感じで上げ下げしてもあまり意味無い感じがしますので、肩関節から大きく上下に動かしてから投げると良いでしょう。
ラジオ体操ドリル-Version2-
両方の手の平を顔の方向に向けて、手を下に落として円を描くように上げる動作を行ってから投げる練習です。感覚的に近いのがマエケン体操だと思います。肩甲骨を大きく動かすことを意識して行うと、肩周りがほぐれて大きく腕が振れるようになります。
ツイストドリル
小指を上向きにしつつ両手を前に出します。その状態から、左右の肩甲骨を寄せるイメージで両肘を引き上げます。この時、右投げで言えば左肩になりますが、少しだけ左肩を内側に入れるのがコツです。言葉だけだと難しいので動画をご覧ください。引き上げた時はトップを作っているイメージになります。この練習はとても良いです。肩甲骨を活用したスローイングになるイメージがあります。
3種類を実際にやったみた感想ですが、肩甲骨をやたら使うなぁ、という印象がありました。スローイングにおいて肩甲骨という部位は改めて大事な部位であることを認識しました。
詳細は動画で丁寧に説明されてますので、是非ご覧ください。