ランニングをすると決まって脚がだるくなる……もしかすると、上半身を上手に使えてないことが原因かも?
上半身が固くなっていると力を効率的に使うことができず、疲れやすくなってしまいます。
上半身ストレッチを取り入れて、足のだるさ軽減しましょう。
上半身が固いとなぜ脚がだるくなる?
ランニング後に脚がだるくなる原因の1つに、脚だけで走っていることが挙げられます。
上半身が固いと、腕の振りや上半身のひねりのエネルギーが足に伝わらず、脚への負担が大きくなってしまいます。
上半身を使おうとしても、固くなっていると十分に動かすことが難しくなります。
ランニング前にストレッチをし、身体をほぐすことで脚のだるさ軽減を期待できるでしょう。
上半身ストレッチの方法
ここでは2つのストレッチをご紹介します。
まずは、小胸筋と呼ばれる筋肉のストレッチの方法です。
肩甲骨の付け根から指3本ほど下を押すと、軽く痛みを感じる少し固い部分があります。
これが小胸筋です。
右手で左の小胸筋を抑えたら左手を壁につき、左足を前に出し上半身を前に倒すようにしていきます。
この時、右手は壁を押すようなイメージをしながら行うのがポイントです。
その後、左腕を10周ほど回しましょう。
反対側も同じように行います。
腕を振るときには、胸を開き背筋を伸ばした姿勢をとるよう意識しましょう。
背筋を伸ばして腕を振ることで、自然と体にひねりが加わり、効率的に足に力を伝えることができます。
小胸筋が固くなってしまうと猫背になりやすくなり、上半身のひねりが小さくなってしまうため、ランニング前にしっかりとほぐしておきましょう。
2つ目は、腰から肩甲骨にかけてほぐすストレッチです。
背筋を伸ばし脚は肩幅に開き、両手を真上にあげバンザイの体勢を取ります。
鳩尾を前にせり出すような姿勢をとることがポイントです。
手のひらを外側に向け、肘を垂直に落としていきます。
この時、手のひらが前に出ないよう、肘と同様垂直に下ろすように注意しましょう。
この動作を10回ほど繰り返します。
短時間のストレッチでランニングフォームが改善され、疲れにくい身体に近づきますよ。
ぜひ取り入れてみてくださいね。
下記に参考になる動画がありますので、ぜひご覧ください。