このような悩みを持つ選手はいらっしゃいませんか?
本記事では、このような悩みを持つ選手におすすめの練習方法やポイントをご紹介します!日々の練習に取り入れてみてください。
多く見られるスイングの特徴
先述した悩みを持つ選手の特徴は、ステップの幅がやや狭く、ボールを捉える位置がバットの軌道の最も下になっていることが挙げられます。また、手首の返しがやや早いことも特徴の1つ。このバッティングフォームだと一番力の入りやすい位置でボールを捉えられず、打球が上がらずにゴロが多くなってしまいます。
では、どのようにスイングを改善したら良いのか、見ていきましょう!
股関節のタメをつくる
足幅をやや広めにとり、構えたときにヘソがやや地面方向に向くようにしましょう。股関節の使い方を変えるだけでスイング軌道を改善できます。スイング軌道で大切なことは、トップの形。次にスイングに影響するトップの作り方について見ていきましょう!
軸足の脛(すね)は地面に対してほぼ垂直
構えたときに軸足の脛をチェックしましょう。ステップ時の軸足の脛は地面に対してほぼ垂直であることが理想です。脛を垂直にすることで、股関節に体重を乗せやすくなります。
上半身はホームベース側にやや倒す
上半身の前傾がないとダウンスイングになり、芯に当たりにくく飛びにくいスイングになってしまいます。最初にご紹介した悩みを持つ選手の多くが、ダウンスイングになってしまっている傾向があるので、上半身の傾きを意識してみてください。
軸足の脛が地面に垂直だと上半身は前傾しやすくなり、スイングプレーンにバットが乗るようになります。また、前足を後ろに引いて(オープンスタンス)ステップをするとお尻に刺激が入り、前傾姿勢が作りやすくなります。
このポイントを抑えて練習をしてみましょう!
練習方法
はじめに、前足を後ろに引いて股関節にしっかりと体重を乗せた状態からスイングします。脛を地面と垂直にすることと上半身の前傾も意識しましょう。ステップをするときに軸足の膝が前方向に崩れてしまうと、股関節のタメもなくなってしまうため、注意が必要です。
次に内転筋も使って、前に重心を移動させる練習。前足を軸足の後ろ側にクロスさせた状態からステップをしてスイングします。お尻と内転筋に刺激を感じながらスイングしましょう!
最後は屈曲をキープしたスイングを行います。
以上がヘッドスピードが大幅にアップするスイング前のポイントです。ダウンスイングになっている選手におすすめの練習方法でもあります。ぜひ参考にしてみてください。
それでは動画をご覧ください。