11月3日、大学三大駅伝の1つである全日本大学駅伝が開催されました。全日本大学駅伝を制したのは、國學院大学!出雲駅伝に続き2冠を達成し、3冠に王手をかけています!今年の國學院大学は強い!
出雲駅伝で國學院大学が優勝したこともあり、全日本大学駅伝では、駒澤大学も青山学院大学も、國學院大学に対しての対策を練っていたことが予想されますが、そんな中でも勝ち切ることができた國學院大学の強さについて解説します。
繋ぎ区間が強い
國學院大学の強さ、それは「繋ぎ区間」が強いことです!
エース区間ももちろん負けていないのですが、エース区間で区間賞をとりにいくというより、エース区間はしっかり耐えて、繋ぎ区間で区間賞をとって差を縮め、ラストで勝負するというのが國學院大学の戦い方です。
「繋ぎ区間」を強くするというのは簡単なことではありません。例えば、エース区間に準エース選手を配置することもあるため、失敗するとそこでいっきに差が広がってしまうリスクもあります。しかし、そこで粘れるのが今年の國學院大学なのです。
エース対決をしないという國學院大学の戦い方が箱根駅伝でどう出るか、是非区間配置にも注目してください!
箱根1本に賭けている選手がいる
國學院大学は、出雲駅伝も全日本大学駅伝もほぼ同じメンバーが登録されています。箱根駅伝は10区間あるため、これまでのメンバーに追加で2名の選手が必要になります。
これについて。監督が気になる発言をしています。「箱根1本に賭けている選手もいる」。
やや距離が短い出雲駅伝・全日本大学駅伝に出場せず、箱根駅伝のために20km走る力をひたすら鍛えている選手がいる、若しくは、出雲駅伝・全日本大学駅伝に出場はしているけど、ほとんど調整をしていない選手がいると思われる発言です。
つまり、まだ余力があるととらえることができます。果たしてこれはどの選手のことを指すのでしょうか。
箱根駅伝は距離が長くなり、また山登り・山下りがある過酷なコースです。選手層がかなり厚い青山学院大学がこのまま黙って國學院大学の3冠を許すとは思えません。また、駒澤大学も今回の全日本大学駅伝ではエースが120%の力を発揮し、7区8区と意地の走りを見せてきました。
どの大学が箱根駅伝を制するのか、お正月はテレビから目が離せません!