ストレスなどが原因でなかなか寝付けないというときは、まず心と体をリラックスさせることが大切です。
そこで今回は、無理なく自然な眠りへと誘う、安らぎのポーズと腹式呼吸法をご紹介します。ぜひお試しください!
「安らぎのポーズ」「腹式呼吸法」で期待できる効果
今回ご紹介する「安らぎのポーズ」「腹式呼吸法」は、手足の末端隅々までゆったりと力を抜いて体の緊張を取り除く効果が期待できます。
そのため、副交感神経が優位になり、自然な入眠へとつなげることが可能になるのです。
忙しい現代人にこそ、ぜひ試していただきたいエクササイズのひとつです。
いざ、チャレンジ!
- まずは体を伸ばす
- 仰向けになり、両手を頭の上に伸ばして両脚は揃えます。
- 息を吸いながらかかとをグッと押し出し、両手は握りこぶしを作ってできる限り上に伸びます。
- 十分に伸びたら、息を吐いて一気に全身をゆるめましょう。
- 体がゆるんだところで腹式呼吸
- 脚を腰幅に開き、両手のひらをお腹の上で重ねましょう。
- ゆっくりと3カウント数えながら息を吸います。
このとき、お腹を大きく膨らませていきましょう。 - 今度は、6カウントかけて息を吐き出します。
両手でお腹を軽く抑えるようにしてへこませましょう。 - この呼吸を、9セット程度繰り返しましょう。
無理せず、自分のペースで行ってください。
全セット終えたら、自然なペースの呼吸に戻して全身を解放しましょう。
効果を高めるポイント
リラックス効果を高めるために、ヨガを行う環境にも一工夫!
お気に入りのアロマを焚いたり、部屋の照明を暗めにしたりして、自分自身と向き合いやすい環境を作るとよいでしょう。
また、波やせせらぎの音などが収録されたリラクゼーション音楽を、小さめのボリュームで流すのもおすすめです。
服装も、締め付け感のないゆったりとしたものを選んでみてくださいね。
運動経験や柔軟性などに関係なく、どなたにでも安心して実践していただける「安らぎのポーズ」「腹式呼吸法」です。
ぜひ日々の暮らしの中に取り入れて、睡眠の質を高めてみてはいかがでしょうか。