憧れる人も多い、“180°開脚”。
ただ、柔軟性には個人差が大きく表れるため、無理なチャレンジは禁物です。
そこで今回は、股関節周辺を気持ちよく伸ばして前屈するバレリーナヨガをご紹介します。
「柔軟性向上ヨガ」で期待できる効果
股関節周辺の柔軟性を高めると、日常生活における歩行やその他の動作の可動域が広がるため、より快適に活動することが可能になります。
しっかりと広い歩幅で歩くことは転倒防止にもつながり、いつまでも若々しくありたい方にもおすすめのエクササイズといえるでしょう。
いざ、チャレンジ!
- まずは股関節周辺をほぐす
- 右脚が前になるあぐらの姿勢で座り、左脚を後ろに伸ばします。
左脚はできれば骨盤幅からはみ出さないように、まっすぐ後ろに伸ばすのがベストですが、つらければ膝を曲げて楽な状態にしましょう。 - 1の姿勢でまだ余裕がある場合、前に曲げている右膝の角度を90°程度に整え、左の腿の付け根がしっかりと床に近づくように体重をかけてみましょう。
- 息を吸いながら両腕を頭の上に引き上げ、吐きながら指先が遠くを通るようにして前屈します。
手のひらを床にあずけ、首の力を抜いてリラックス。
ゆったりと呼吸を繰り返し、その後、体を起こして脚を楽な位置に解放してください。
反対側も同じ要領で行いましょう。
- 長座前屈でさらに腰回りと脚の裏側も伸ばして
- 両脚を前に伸ばして揃え、背筋を引き上げます。
- 息を吸いながら両手を頭の上に引き上げ、吐きながら前屈しましょう。
ここで力を抜いてゆったりと呼吸を繰り返します。
戻るときもゆっくりと体を起こしてください。
柔軟性の向上は、「力ずくや反動をつける」のではなく、「深い呼吸」で体の力を抜いていくことを意識してみてください。
筋肉の緊張がほぐれてくると、開脚や前屈も深めやすくなるでしょう。
焦らずに「1ミリ1ミリ深化させる」意識でじっくり取り組んでみてください。
柔軟性のあるしなやかな体は、美容にも健康にもプラスになるでしょう。
毎日の習慣にしてみてはいかがでしょうか。