今回ご紹介する練習は、自宅でできるハンドリング練習です。
ハンドリング、いわゆるグラブさばきの練習です。
初心者の選手にもおすすめの練習内容ですので、ぜひ参考にしてみてください。
【その1】膝つきハンドリング(正面)
やり方
上半身の動きのみで対応するために、地面に膝をつきになり下半身の動きをなくします。
ふわっとした軌道のボールをショートバウンドで捕球します。
10球2セット行ってみてください。
ポイント
- グローブは前に出していく
- 補給したらグローブを内側に少しひねる
- 上体を前に傾け過ぎず、身体を起こした状態で、ボールは下から見る意識
ボールの勢いを吸収できないと、グラブとボールが喧嘩をしてしまい、はじくなどのミスに繋がりやすくなるので注意しましょう。
【その2】膝つきハンドリング(フォアハンド)
やり方
【その1】と同様地面に膝をついた状態で、右利きだと左側に、左利きだと右側に、バウンドのあるボールを投げてもらい、2バウンド目のショートバウンドを捕球します。
この練習も10球2セット行ってみてください。
ポイント
- 目でボールが入るところを見る意識
- ボールが入るところが見えるよう少し前で捕球する
【その3】膝つきハンドリング(バックハンド)
やり方
【その1】と同様地面に膝をついた状態で、右利きだと右側に、左利きだと左側に、バウンドのあるボールを投げてもらい、2バウンド目のショートバウンドを捕球します。
この練習も、10球2セット行ってみてください。
ポイント
- 【その2】と同様に、目でボールが入るところを見る意識
- グローブを下から入れて、親指を上にあげるイメージ
膝つきハンドリング(ランダム)
慣れてきたら、正面・フォアハンド・バックハンドをランダムで投げ、ボールに反応して捕れるように練習しましょう。
以上がハンドリング(グラブさばき)の練習方法です。
内野手はとくにゴロ捕球のミスは相手の出塁を許すことになってしまうので、日頃から基礎練習として取り入れることがおすすめです。
ショートバウンドで捕球することで、身体が前に傾き送球の勢いにつなげることができます。
自宅でもぜひ練習してみてください。