ちょっと気分をリフレッシュしたいとき、あるいは長時間同じ姿勢を取っていて肩が凝ってしまったとき。
座ったまま手軽に行える「椅子ヨガ」はいかがでしょうか。
足腰に負担がかからないため、高齢者の方にもおすすめです。
椅子ヨガのもたらす効果
一般的に、ヨガというと「マットの上で行う、複雑で難易度の高いエクササイズ」といイメージを持っている方も少なくありません。
しかし、今回ご紹介する「椅子ヨガ」は、オフィスや家庭で手軽に行うことができるので、普段運動不足という方にもおすすめです。
安全・快適に行うためのポイント
腰かける椅子は安定したものを選びましょう。
上半身の動作によって揺れ動いてしまう椅子はあまりおすすめできません。
また、肩・首回りの柔軟性には個人差があるため、無理のない範囲で行うことが大切です。
目安として、「若干の痛みを感じるが、十分にのびている実感があり、気持ちがよい」と感じる強度(=イタキモチイイ)を保つとよいでしょう。
また、ひとつひとつの動作はゆっくり丁寧に行いましょう。
いざ、実践!気持ちよく行いましょう
・肩、肩甲骨周辺をほぐす「肩回し」
両手を肩の上に乗せ、肘を大きく後ろに回していきます。
肘は遠くを通るように意識すると大きく動かせます。
肘が上がるときに息を吸い、下がるときに吐くとよいでしょう。
同じ要領で前回しも行います。
・腕の可動域を広げる「腕の付け根のばし」
右手を上げたら後頭部で肘を曲げます。次に左手で右肘をつかみ、息を吐きながら内側へ引き寄せましょう。
このとき、余裕があれば後頭部で右肘を押すと強度が上がります。
何呼吸か行ったら、反対側も同様に行います。
・猫背解消にも効果的な「胸の開閉」
両手を後頭部で組み、息を吸いながら両肘を顔の前に寄せます。
次に、吐きながら両肘を後ろに大きく開いていきます。
これを何度か繰り返しましょう。
以上、今すぐにでもチャレンジできるものばかりの「椅子ヨガ」。
ぜひ日常生活に取り入れてみてくださいね!