夏バテの原因は様々ですが、原因の一つに食事内容があげられます。
冷たい麺類ばかり食べていると、夏バテしてしまうかもしれませんよ。
今回は、栄養面から見る夏バテの仕組みや、夏バテ対策にぴったりのポークハンバーグのレシピをご紹介します。
夏バテ対策にはどんな食事が有効?
暑い夏は、そうめんやそば等の冷たい麺類や果物、アイスクリームなどが食べやすいですよね。
しかし、そのような食事とっていると、栄養が糖質(炭水化物)に偏ってしまいます。
これが夏バテの原因の一つになってしまうのです。
糖質はエネルギー源なのになぜ?と思われるかもしれませんね。
実は、糖質だけを摂っていてもエネルギーにはなりにくいのです。
アスリートは夏場でも練習や試合があります。
運動をした後の身体は、エネルギーが枯渇している状態であり、さらに筋肉が損傷しています。
糖質はビタミンB1を一緒に摂ることで、身体の中でエネルギーに変換されます。
さらに、損傷した筋肉を修復するにはタンパク質が必要です。
しかし、具材のない麺類ばかり食べていると、ビタミンB1やタンパク質不足になりがちで疲労が取れないだけでなく、筋力も低下してしまいます。
冷たい麺類は食べやすいかもしれませんが、夏バテに陥りやすくなってしまうのです。
そこで今回は、ビタミンB1もタンパク質も摂れるポークハンバーグの作り方をご紹介します。
野菜がたっぷりと入っているレシピなので、栄養バランスも抜群ですよ。
夏バテに嬉しいポークハンバーグの作り方
- 玉ねぎ、ピーマン、白菜、にんじんをみじん切りにします。(豚肉の量よりも野菜の量の方が多いです)
- 大根をすりおろします。(トッピング)
- 大葉を千切りにして水にさっとさらした後、水気を切って冷蔵庫にいれておきます。(トッピング)
- 野菜に塩胡椒を振り、混ぜて馴染ませます。
- ボウルに豚ミンチを入れ、塩胡椒と卵を割り入れて粘りが出るまで手でこねます。
- 野菜がしんなりしてきたら、軽く絞ってお肉のボウルに入れます。
- 6のボウルに片栗粉を入れ、全体をしっかりと混ぜ合わせます。
- 適当な大きさに丸めます。
- フライパンに油を熱して、形を整えながら8のハンバーグをフライパンに入れていきます。
- ハンバーグのフチの色が変わってきたら、ひっくり返します。
- 水を少量加えて、フライパンに蓋をして約10分間蒸し焼きにてお皿に盛りつけます。
- 最後に和風ソースを作ります。
みりん、酒、酢、しょうゆ、生姜すりおろし、にんにくすりおろし、砂糖を混ぜ合わせ、
ハンバーグを焼いた後のフライパンに入れます。 - 沸騰させて少し煮詰めたら、お皿に盛りつけたハンバーグにかけ、さらに大根おろしと大葉を乗せて完成です。
なぜポークハンバーグは夏バテにいいの?
豚肉の栄養の特徴は、ビタミンB群が豊富に含まれているということです。
タンパク質とビタミンB1が同時に摂れるので、夏バテ対策にぴったりなのです。
さらに、トッピングの大根おろしは消化を助けてくれる酵素が含まれています。
夏バテで弱った胃腸を助けるので、少し手間がかかるかもしれませんが、ぜひだいこんおろしをトッピングしてくださいね。
また、ソースに含まれている酢は食欲増進の効果があると言われています。
暑い日は食欲が湧きにくいですが、酢の香りで食欲が湧いてくるはずですよ。
時間があるときにたくさん作って、保存しておいてもいいですね。
毎年夏バテして困っている方、今年は食事の内容に気をつけてみませんか?
動画引用元:野菜たっぷり豚ミンチの和風ハンバーグ