「短距離走で記録を少しでも更新したい」と思っているなら、オフシーズンを有効活用したいもの。
そこで今回は、アスリートが実践している「冬季トレスケジュールの立て方」についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください!
スケジュールの立て方、ポイントは「フォーム改善」
記録更新は、徹底した「フォーム改善」から。
そこで、以下3点を踏まえて計画を立ててみましょう。
- 今シーズンのフィードバックをする
的確で無駄のないトレーニングは、シーズン中のよかった点と要改善点を洗い出すことから始まります。 - フィードバック内容をもとに計画トレーニングメニューを考える
フィードバック内容をもとに、「どこをどう鍛えたら強みを伸ばし、要改善点を克服できるのか」を考え、メニューを組みます。 - フォームを徹底的に意識する
「より無駄なく効率的に体を動かすフォームづくり」のために、冬季はトライ&エラーを繰り返すことができる貴重な期間といえます。
基本となるトレーニング項目は「基礎体力」と「筋力」向上
フォーム改善のために、基本となる項目は大きく分けて2つ。
ひとつは「走り込みによる基礎体力と心肺機能向上」。
もうひとつは「ウェイトトレーニングによる筋力向上」です。
走り込みだけでは瞬発力を生むための筋力向上があまり望めず、ウェイトトレーニングだけではなかなか心肺機能向上にはつながらないため、やはり両方をバランスよくメニューに組み込む必要があるといえます。
トレーニング効果をさらに上げるために必要な「目的意識」
トレーニングは、常に目的意識を忘れずにおこなうことが大切です。
たとえば、スクワットをおこなう場合でも、ただ漠然と回数をこなすのと、「今、このメニューはどこをどう鍛えるためにおこなっているのか」を意識しておこなうのとでは、効果に大きな違いが出てきます。
すべてのトレーニングの目的は「記録更新」にあります。
目的意識を忘れずに臨みましょう。
動画引用元:【陸上】冬季練習の重要性を再確認できる動画