ランニング後はしっかりとストレッチを行わなければ、身体に疲労が残ってしまいます。
ランニング中は、思っている以上に脚に負担がかかっているもの。
今回は、疲労回復に効果的なストレッチ方法をご紹介します。
身体をクールダウンさせるストレッチ方法
それではさっそく、ストレッチの方法をご紹介します。
- まっすぐ立ち、片脚を後ろに曲げて10秒間キープします。
足の甲を手で持ち、足首を伸ばすようにキープしましょう。
終わったらもう片方の脚も同じようにキープします。 - 立ったまま前屈をして10秒間キープします。
このとき、両足を大きく開いて身体を前に倒しましょう。 - 身体を起こしたら片足を大きく前に出し、アキレス腱を伸ばします。
これも10秒間キープして、もう片方も同じように伸ばします。 - 両方のアキレス腱を伸ばしたら、そのままの姿勢で伸ばしている方の膝を曲げます。
膝を曲げたとき、後ろ足のかかとは浮いても構いません。もう片方も同じようにします。 - 正面に向き片脚をくの字に曲げ、上体を前に倒しておしりを伸ばします。
まっすぐ伸ばした膝の上に、もう片方の足首を乗せるような姿勢です。 - 足首と腕を大きく回します。
上半身を動かし、胸や腕の筋肉をリラックスさせます。 - 最後に大きく伸びをして、身体を整えます。
この手順をよりわかりやすく動画にしたものが、こちらです。ぜひご覧ください。
動画引用元:ランニング後のクールダウン ストレッチ
ストレッチをするときのポイント
全ての手順は、ゆっくり深く呼吸をしながら行ってください。
また、手順4で膝を曲げるときは、伸びるポイントが膝裏から足首の裏に下がるようなイメージで行ってください。
2層構造になっているふくらはぎの表層と深層を伸ばすための、重要なストレッチです。
ストレッチを行うことで得られる効果
ストレッチを行うことで、疲弊した脚の血流をうながし、慣らす効果が期待できます。
ランニング中は、脚に何度も衝撃を受ける「メカニカルストレス」がかかります。
メカニカルストレスにより、脚は若干の組織損傷や軽い炎症を起こしてしまいます。
そのため、ストレッチを行い、疲弊した脚のストレスの軽減や、熱を持った身体をクールダウンさせる必要があるのです。
ランニングをすれば、少なからず身体にダメージは受けてしまいます。
しっかりストレッチをして、身体を休ませてあげましょう。