ランニングにはさまざまなトラブルがつきものですが、そのなかでも足がつるのは非常に辛いですよね。
この記事では、「筋肉」に頼らず「骨」を上手に使う方法や、足がつらないポイントをご紹介していきます。
なぜ骨をつかって走った方がいいのか
足の筋肉を無駄遣いしないように走るためには、足の筋肉の力みを少しでも減らす必要があります。
そのためには、できるだけ筋肉を使わない「骨」を上手に使った走り方が求められます。
そうした走り方が身につくことにより、足がムチのような役割を果たし、しなやかに動かせるようになります。
このとき、股関節に注目しましょう。
膝を上げるタイミングで股関節を後ろに引くことで、膝がピョコンと上がるイメージです。
次は、足を後ろに出すタイミングで、股関節を前に押し出します。
このようなフォームを身に着けることで、足をムチのようにしなやかに動かすことができるでしょう。
この動きを筋肉に頼らずに骨に頼ることで、筋肉の無駄な消費がなくなり、足がつるのを防ぐことができます。
意識するポイント
足がつらないために、意識するポイントをいくつか挙げてみましょう。
【練習不足】
長い距離を走った経験が少ないと体が慣れておらず、足がつることも多くなるでしょう。
一言に練習不足といっても、その内容はさまざま。
まずは、距離を増やすトレーニングを続けることをおすすめします。
【筋肉のミネラルバランス】
朝は水分補給をしっかり行うこと、朝食をとることを意識しましょう。
また、走る5時間前には起床するようにし、朝食は走る3時間前には済ませておくようにします。
【温度の変化】
天気予報の確認を欠かさず、温度が下がる場合には、ランニングタイツを履くなどして足がつらないように工夫しましょう。
【ランニングフォーム】
ふくらはぎで地面を押して走るフォームは、足に負担がかかる走り方であるため、足がつりやすくなります。
太ももを効率的に使いながら、ふくらはぎの筋肉をあまり使わないランニングフォームを身に着けましょう。
足がつらないよう日頃からしっかりと対策をして、快適な走りを楽しみましょう!
下記に詳しく解説されている動画がありますので、ぜひご覧ください。
動画引用元:攣りクセがあるランナーに朗報!脚を鞭のように使って、無駄な力を使わないスキルとは。
【参考URL】
マラソンで足がつる!4つの原因と対策を紹介。