みんな大好き唐揚げ。
美味しくて、タンパク質も豊富な料理です。
鶏肉には、タンパク質以外の栄養素も豊富に含まれているので、アスリートにはピッタリ!
栄養満点の唐揚げの栄養面と、作り方を解説します。
鶏もも肉の栄養について
鶏もも肉は、鶏肉の中でもジューシーで食べ応えがありますよね。
鶏の足につながる部位で、歩いたり走ったりするためによく使われます。
脂肪が多く、コクのある味なので、今回ご紹介する唐揚げや親子丼、煮物などに適しています。
栄養面については、タンパク質や脂質だけではなくビタミン・ミネラルも豊富に含まれています。
代表的な栄養素は、ビタミンA、ビタミンB群、鉄分、亜鉛などです。
ビタミンAはアスリートにとって重要な目の健康を保つのに役立ちます。
ビタミンB群は、糖質や脂質をエネルギーに変換するために必要な栄養素で、効率よくエネルギーを得ることができると同時に、疲労回復にも役立つことが期待できます。
さらに、アスリートは酸素の消費が激しいので、貧血になりやすいと言われています。
鉄分を十分に摂取して、貧血を予防したいですね。
片栗粉と小麦粉の違いとは?
唐揚げと作るとき、衣を片栗粉で作る場合と小麦粉で作る場合がありますよね。
見た目は、両方とも白い粉末で似ていますが、片栗粉はじゃがいものでんぷんが原料で、小麦粉は文字通り、小麦を挽いて粉末状にしたものです。
片栗粉で衣付けをした場合、さくっとした軽い柔らかな食感に仕上がります。
多めにまぶせば、ザクっとした食感にもなります。
一方、小麦粉にはグルテンが含まれているため、カリっとした歯ごたえのある食感に仕上がります。(グルテンはうどんなどにコシを出すもので、弾力があります)
また、グルテンは水分を吸いにくいという性質があるため、揚げて時間が経ってもベタっとしにくいという特徴もあります。
衣作りで、片栗粉と小麦粉のどちらかで迷った場合は、どんな食感にしたいのか、いつ食べるのかを考えて、その都度変えてみてくださいね。
今回ご紹介するレシピは、小麦粉と片栗粉を混ぜて作っています。
唐揚げの作り方
【材料】
・鶏もも肉 :1.5㎏
・●にんにくすりおろし:
・●しょうがすりおろし:にんにくの約半分の量
・●味の素:適量
・●塩、コショウ:適量
・●醤油・酒:大さじ4
・●みりん:大さじ2
・●味覇(中華だし):大さじ1
・片栗粉 小麦粉:大さじ5〜7
・卵:3個
【作り方】
- 鶏もも肉を皮ごと大きめにカットします。目安は鶏もも肉1枚につき、4等分です。
- ●の調味料を切った鶏肉に揉み込みます。
- 2の鶏肉に卵、片栗粉、小麦粉をしっかりと混ぜ合わせ、冷蔵庫に半日置いて味を染み込ませます。
このように、味付けと同時に粉類も一緒に揉み込むことにより、衣がはがれにくく、揚げ油も汚れにくくなります。 - 冷蔵庫から3の鶏肉を取り出し、常温に戻します。
- 鶏肉を揚げていきます。
まずは、160度の油で約3分間揚げて取り出し、4分ほど置いて予熱で火を通します。
できれば、たっぷりの油で揚げるのがおすすめです。 - カラット仕上げるために、高温で2度揚げをします。
油の温度は180度くらいで、揚げ色がついたら取り出して完成です。 - 味付けも衣も一度につけてしまうので、比較的楽に作ることができます。
夜に衣までつけておけば、次の日の朝に揚げることができるので、お弁当のおかずにも便利ですよ。
栄養たっぷりでおいしい唐揚げ。
ぜひ試してみてくださいね。
動画引用元:【144万再生超え】今年一番愛された世界一美味い唐揚げをもう一度作ってみた!! The best Japanese fried chicken in the world फ्राइड चिकन