最近身近になったタイ料理。
代表的な料理の一つにガパオライスがあります。
ガパオライスとはそもそもどんな料理なのか?
どんな栄養素が含まれているのか?
今回は、ガパオライスの謎について解説します!
レシピもあるので、参考にしてくださいね。
ガパオライスとはどんな料理?
ガパオライスは、もともと東南アジアにあるタイの料理です。
タイの国民食とも言えるような一般的な家庭料理で、日本で言うとカレーライスのような位置付けでしょうか。
ガパオとは「ホーリーバジル」というハーブのこと。
つまり、「ガパオライス」日本語に訳すと「ホーリーバジルご飯」になります。
しかし、日本ではホーリーバジルが手に入りにくいため、スイートバジルを使うのが一般的なようです。
日本では鶏肉を使っている「ガパオライス」をよく見かけますが、タイでは豚肉やキノコ、魚介類を使ったガパオライスもあります。
タイで鶏肉のガパオライスを注文する際は「カウ(ご飯) パッ(炒める) ガパオ(ホーリーバジル) ガイ(鶏肉)」と発音します。
フライパン一つで完成してしまうお手軽料理なので、スーパーでバジルを見かけたらぜひ作ってみてくださいね。
ガパオライスの栄養価は?
ガパオライスはバジル以外の具材は様々ですが、日本でよく見かけるのは鶏肉の入ったガパオライスです。
また、玉ねぎや茄子などの野菜が含まれていることが多いですね。
鶏肉は、アスリートにとって必要不可欠であるタンパク質を多く含んでいます。
筋肉だけでなく、骨や臓器、皮膚、髪、爪などの主成分でもあります。
特に筋肉においては、約80%がタンパク質からできているので、筋肉をよく使うアスリートにとっては、重要な栄養素ですね。
玉ねぎは硫化アリルを含んでいる点が特徴的です。
硫化アリルは、ビタミンB1と結合しやすい性質があり、ビタミンB1の吸収を促す働きがあると言われています。
ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変換するために必要な栄養素です。
バジルは、抗酸化作用が強い栄養素を豊富に含んでいます。
運動をすると体内に活性酸素が発生します。
活性酸素は、病気や老化の原因の一つになるといわれているので、激しい運動をするアスリートにとって、抗酸化作用の強いバジルは嬉しい食材ですね。
順番に炒めるだけ!ガパオライスの作り方
【材料(たっぷり1人分)】
・鶏ひき肉:100g
・玉ねぎ:1/2個
・トマト:1/2個
・なす:1本
・ピーマン:1個
・バジル:10枚程度
・鷹の爪:適量
・にんにく(おろすかみじん切りにしたもの):1片程度
・酒:大さじ1
・しょうゆ:大さじ1
・オイスターソース:大さじ1
・レモンのスライス:2枚
・たまご(目玉焼き):1個
・ごはん:1人分
【作り方】
- すべての野菜を大きめのみじん切りにします。
・なす→はじめに縦に切って細かく切る
・トマト→さいの目 - フライパンにオリーブオイルを入れ、フライパンを熱します。
- 2ににんにくを加えて、香りが出るようにしっかりと炒めます。
- 3にひき肉と鷹の爪を入れて炒めます。
- ひき肉の色が変わったら、玉ねぎ・なす・ピーマンを加えて炒めます。
- 玉ねぎに火が通ったら、酒・醤油・オイスターソースを加えて炒めます。
- 汁気がなくなってきたら、トマトを加えて炒めます。
- 最後にバジルをちぎって加え、全体をざっと混ぜて、火を止めます。
- ご飯の上に8と目玉焼き、レモンを乗せて完成です。
動画引用元:#8 ひき肉と野菜で作る!ガパオ風ライス!