試合でとても重要なサーブ。
中でも相手の返しづらい横回転サーブはぜひ習得したいですね。
難しそうに見えるかもしれませんが、いくつかポイントをつかめば初心者でも出来るようになります!
今回はフォアハンドの横回転サーブの上達方法をご紹介します。
コツをつかめば簡単!横回転サーブの打ち方
1、ラケットの握り方
まず通常の打球時と同じ形でラケットを握ります。
そこで、親指と人差し指はそのままで、中指、薬指、小指をにぎりこぶしの形にします。
中指、薬指、小指はグリップ部にかるく押し当てるとラケットが安定します。
これで手首の可動域が広がり、より効率よく回転をかけることができます。
2、回転のかけやすい打ち方
まず、台の前に立ち手のひらの上でボールを安定させます。
そして、ラケットを下向きで角度を45度に立てて構えます。
45度が魔法の角度!
横回転がかけやすい角度なのです。
トスをあげ、ボールの落下に合わせてラケットを引き、振り下ろしてボールに横の回転をかけます。
ラケットを引いた時に、後ろの足に体重を乗せ、振り下ろす時は体重を前の足に移動させながら打つのがポイントです。
【ポイント】
1、ラケットの角度を45度に立てたまま打つ
ラケットの角度を45度にせず、垂直などの立てすぎた状態で打ってしまうと、いい横の回転がかからなくなってしまいます。
慣れるまで、上から角度を確認しながら練習しましょう。
2、体重移動でボールに力を伝える
ラケットのスイング時、体重移動の力がボールに伝わることで強いサーブを打つことができます。
これは他のフォアハンドのロングサーブや下回転の強いサーブを打つ時にも有効です。
3、手首のしなやかな動き
横回転サーブは、腕でラケットを大きく振るのではなく、手首の動きで素早くラケットを振るのがコツです。
思いっきり振ってこすってみてください!
これにより強い回転をかけることが出来ます。
まずは基本のやり方とフォームを覚えてから
横回転サーブの練習を始めるにあたって、むやみに始めるのではなく、まずはやり方をしっかり頭に入れておくことも大切です。
素振りから始めてフォームを確認し体に覚えこませておきます。
やり方とフォームを覚えたら、ボールを使ってサーブの打ち込みを行っていきます。
これが効率よくマスター出来る近道です!
強い回転がかけられなくて悩んでいる方は、スイングの角度や速さ、フォームなどを改めて見直してみましょう。
横回転サーブは強い回転を上手くかけることが重要になります。
お伝えしたポイントを重点的に練習し、横回転が上手くかけられるようになれば、試合では相手より一歩リードした展開をすることが出来ます。
下記に横回転サーブについて、詳しく解説されている動画がありますので、ぜひ参考にご覧ください。