山梨県の郷土料理「ほうとう」は、試合前の食事におすすめです。
あたたかい味噌仕立てのスープに、もっちりとした太麺とたくさんの具材を煮込んである料理で、栄養バランスも優れています。
今回は、ゆでうどんを使った手軽に作れるレシピを紹介しています。
ほうとうは試合前に最適!?
「ほうとう」は山梨県の郷土料理です。
基本的には、小麦粉を練った太くて長い麺を、かぼちゃなどの野菜と一緒に味噌仕立ての汁で煮込んだものです。
試合前(3~4時間前)の食事は、高糖質+低GI値の食事が良いとされています。
まずは、高糖質についてですが、ほうとうは、小麦粉でできた麺が入っているため、しっかりと糖質を取ることができます。
そして、かぼちゃや白菜などの野菜をたっぷりと入れることで、糖質が多めであるにも関わらず、GI値を低く抑えます。
また、肉を入れることで、たんぱく質も摂ることができ、栄養バランスの良い一品にすることができ、味にコクが出ますよ。
しっかりと煮込んであるので、消化も良く、胃腸への負担も低いです。
温かく、身体を冷やすこともないため、試合前の食事にぴったりですね。
ほうとう風うどんの作り方
今回は本物のほうとうではなく、より手に入りやすいゆでうどんを使ったレシピをご紹介します。
【材料(2人分)】
- ゆでうどん:2玉
- かぼちゃ:約150g
- 豚バラ肉:2枚
- しいたけ:3枚
- 長ネギ:20cm
- 白菜:約150g
- 味噌(だし入り):大さじ2.5
- 麺つゆ(3倍濃縮):100cc
- 水:700cc
今回は以上のような具材を使用しましたが、お好きな野菜やお肉で作ることができます。
油揚げ、えのき茸、人参などが相性の良い具材です。
【作り方】
- 具材を切ります。
・カボチャ:6~7mm程度の厚さ
・ねぎ:1cmぐらいの厚さ
・白菜:食べやすい大きさにざく切り
・しいたけ:いしづきを落とし、2~3mm程度の厚さ
・豚バラ肉:2~3cm程度の幅 - 鍋に、水とカボチャを入れ中火にかけます。
- 2が沸騰したら、他の野菜をいれます。
- 3が沸騰したら、豚バラ肉をほぐしながら入れ、アクが出てきたらすくい取ります。
- 麺つゆを入れ弱火で5分程度煮ます。
- カボチャの周りが少し崩れてきたら、味噌を溶かし入れます。
- 最後にうどんを入れ、中火にして2~3分煮たら完成です。
かぼちゃの煮込み具合で味わいが変わってきます。
煮込み時間が長く、かぼちゃが煮汁に溶け込むほど濃厚な味わいになりますよ。
お好みで煮込み時間を調整してくださいね。
材料を切って、鍋にどんどん入れていくだけなので、比較的簡単に作ることができます。
栄養のバランス、消化吸収の良いほうとう。
ぜひ、大切な試合の前に食べてみてください。