全ての人が生きていくうえで必ず摂るのが食事。
摂取した食物が身体の中で細かく分解・吸収され、それが身体を作る材料になったり、身体を動かすエネルギー源になったりします。
身体作りの土台になりますので、どんな身体にしたいかで食べるものはもちろん変わってくるわけですね。
スポーツ選手には、太っている人はいませんが、痩せている人もいませんよね?
やはり身体は大きい方がパワーが出ますので、ほとんどの競技で有利に働きます。
しかし、競技をしている学生の中には、身体の線が細くて悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
そんな人のために、今回は絶対に逃して欲しくないタイミングについてお伝えいたします!
部活動後は食べてから帰る!
練習後は疲労困憊で何も食べる気にならない・・・という人!食べましょう!食べるまでが練習です!おにぎり1つだけでも食べてから帰りましょう!
もちろん朝昼晩の3食をしっかり食べることは大前提。
育ち盛りで且つ本気でスポーツをやっている学生は、さらに捕食でエネルギーを摂ってください!
食事と言っても、食べるだけではなく、その後、身体の中で分解されて、吸収されて、身体の材料になったり、エネルギー源になったりするところまでが一連の流れです。
しかし、消化不全になったり、1度に吸収できる量には上限があると言われていたりするので、食べたものが全て身体の材料やエネルギーになるとは限りません。
ということは、何を食べるかも重要ですが、どのタイミングで食べるかも重要です。
練習直後は、身体を回復させるために、吸収が促進されます。そのタイミングにしっかり栄養を入れてあげると、身体の材料になる割合が増えるということです。
また、身体の材料になるということは、疲労回復にも繋がります!
毎日練習がある人は特に、このタイミングを逃さず栄養を取り入れていきましょう!
糖質+タンパク質を摂る!
では、練習後に食べるものとして何がよいかというと、糖質とタンパク質です!
よく筋トレ後にプロテインを飲んでいる人を見かけます。
タンパク質を摂るとよいというイメージはたくさんの人がお持ちだと思いますが、糖質も一緒に摂った方がより効率を高められます!
筋肉の中にもエネルギー源となるグリコーゲンを貯蔵できるのですが、練習やトレーニングすることで、この筋肉の中にあるグリコーゲンも消費されます。
糖質を摂取すると、このグリコーゲンを補充することになり、筋肉の分解を止めてくれるのです。
また、糖質を摂取することでインスリンというホルモンが放出されます。
これは、血中に糖が多いと、体内に糖を取り込む状態にするためのホルモンですが、実は筋肉の細胞へタンパク質の元となるアミノ酸を取り込んでくれる働きもあります!
つまり、タンパク質と糖質を一緒に摂ることで、摂取したタンパク質をより効率よく吸収できるわけです!
食べて鍛える!
食べることが苦手な人もいるかもしれませんが、はじめは辛くても頑張って食べましょう!食べていれば、どんどん食べられるようになっていきます!
ただ、1回の食事でどれだけいっぱい食べられたとしても、体内で吸収できる量には限界があります。しっかり吸収させるためには、間食をうまく使い、食事の頻度を増やすとよいでしょう。これなら、量を多く食べられない人でも、1日の食事の量を増やすことができます。
練習だけではなく、食事もトレーニングの一環!
食事面も意識を高くもって、将来の可能性を広げていきましょう!
それでは動画をご覧ください!