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ここぞの低弾道キックが蹴りたい!

ここぞの低弾道キックが蹴りたい!

サッカーが発祥と言われるラグビーには様々なキックがあります。陣地を回復するキック、転がして自分で取りに行くキック、得点を狙うキックなど、用途によって蹴り方が異なります。今回は、新ルール50:22でも使える低弾道キックの蹴り方について最後の動画を元に解説していきます。

回旋せず、腰、ボール、足をまっすぐに

低い弾道のキックを利用する場合は、飛距離をそこまで求めていません。その場合、距離を出すために身体の回旋を使うロングキックとは異なり、腰、ボール、足をまっすぐ相手に向けて蹴るようにします。

一つの動作に色々な要素が絡んでくると、高い精度を保つ事が難しくなります。キックから身体の回旋の要素を省く事によって、まっすぐ蹴るという事を容易にします。これはダーツ投げに似ていて、ダーツも身体を使って投げると安定しませんが、肘の位置を固定し、その曲げ伸ばしだけで投げるようにすると、身体の使う部位が少なくなり安定します。

走る延長の中でキックする

止まった状態で、前述の通り腰、ボール、足をまっすぐ相手に向けて蹴られるようになったら、次は歩きながら蹴る練習をしましょう。最終的には、走っている足のリズムに合わせてボールをドロップし、キックするよう目指します。

そのように走るリズムに合わせる事で、

  1. 動きの無駄が少ない
  2. 次のプレーに素早く繋げる
  3. 相手からキックのタイミングが読みづらい

など、多くのメリットがあります。低い弾道だからこそ出来る、走りながら蹴る練習も行いましょう。

 

アンダー・ザ・ニーで蹴る

足を振り出す方向とボールのヘッドの向きを合わせます。低い弾道なので、45度くらいボールを傾けてボールを押すキックをします。そして、ボールに足をミートさせる位置は、アンダー・ザ・ニーと言う指導があるように膝下で蹴ります。膝より上なのか、膝の高さなのか、膝下なのか、どの位置でボールをミートさせるかでボールの軌道を変化させます。

それでは動画をご覧ください。

【世界のトレンドキック】低く速い「低弾道キック」を習得!

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