筋肉をつけるためにはトレーニングと栄養、睡眠、これが非常に重要な三大要素になります。
栄養面において、糖質は質の高い筋トレをするためのエネルギー源として必要なものですが、「糖質制限」が流行りはじめた頃から、糖質がどうも悪者のように扱われ始めたように感じます。
糖質の摂りすぎは確かに脂肪を増やすことに繋がりますが、必要以上に糖質を摂らない人が増えてきていませんか?糖質のイメージからか、小麦粉で作られる麺類が脂肪をつけたくない人たちからはやや嫌われ気味。
でも、この動画を見ればきっとイメージは変わります!今回は日本食の麺の代表である「うどん」について紹介します。
炭水化物は摂っても太らない
うどんは小麦粉でできています。小麦粉は炭水化物です。糖質と食物繊維を合わせたものを炭水化物と言いますが、糖質が多く含まれていることから炭水化物は摂ると太ると考えている人、おそらく多いですよね?
しかし、それは間違いです!炭水化物は摂っても太りません!
では何故太るイメージがあるのかと言うと、炭水化物と脂質の組み合わせが最も太ることから、炭水化物=太るというイメージに変わっていったのではないでしょうか。炭水化物単品であれば、実は太らないのです。
そして、うどんは低脂質!つまりほぼ炭水化物だけです!食べすぎない、そして脂質との組み合わせを避ける、この2つを守っていればうどんでは太りません!
しかしGI値がやや高いのは事実。食物繊維は摂りにくいものになりますので、その辺りも正しく認識しておきましょう!
蕎麦との比較
蕎麦とうどんのPFCバランスを比較してみましょう。
・蕎麦100g
エネルギー:294kcal
タンパク質:12.4g
脂質:1.8g
炭水化物:57.0g
食物繊維:3.9g
・うどん
エネルギー:331kcal
たんぱく質:8.5g
脂質:1.1g
炭水化物:71.9g
食物繊維:0.8g
蕎麦の方がたんぱく質が多く食物繊維も摂れる。これを見ると、やはり痩せやすい食品は蕎麦になります。
しかし、ここで注目して欲しいのは、うどんが炭水化物に特化しているということです。冒頭でも記載しましたが、筋肉をつけるためにはトレーニングと栄養と睡眠が3大要素になります。そして炭水化物は質の高い筋トレを行うためのエネルギー源になります。トレーニングでしっかり追い込みたい、質の高いトレーニングがしたいという人は、うどんという選択肢も悪くないですね!
うどんの逆襲
ここまで読んでもやはり蕎麦の方がよいと感じていますか?伝えたいのはここからです!
うどんはうどんでも最近様々なうどんが販売されているんです!「もち麦うどん」「1食分のたんぱく質がとれる細うどん」。気になりませんか?
それぞれのPFCバランスは以下の通りです!
・もち麦うどん
エネルギー:336kcal
たんぱく質:11.7g
脂質:1.5g
炭水化物:69.0g
食物繊維:3.8g
・1食分のたんぱく質がとれる細うどん
エネルギー:343kcal
たんぱく質:19.1g
脂質:2.2g
炭水化物:61.8g
食物繊維:-
もり麦うどんは蕎麦と同等の食物繊維が入っていますし、1食分のたんぱく質がとれる細うどんはその名の通り、蕎麦よりもたんぱく質が多く含まれています。まさにうどんの逆襲ですね!
蕎麦も含め全てスペックが高い食材です。自分自身がどのような身体になりたいのか、どこを目指してるのかで、それぞれの食材の特徴を見ながら選んでいきましょう!
それでは動画をご覧ください!