2022年の全国高校ラグビー大会、2年連続43回目の出場、過去全国制覇5回を成し遂げている國學院久我山高校ラグビー部。
過去には日本代表や社会人ラグビー選手も多く輩出している学校ですが、その強さの秘訣はどんな所にあるのでしょうか?
都内に構える学校のため、練習グラウンドは試合で使う広さの1/4しかありません。そんな状況の中で花園出場を勝ち取る國學院久我山高校の練習や考え方について、最後の動画をもとに解説していきます。
練習メニューは自分達で決める
多くの学校では、監督が練習メニューをこと細かに決めているのではないでしょうか?國學院では、大まかに内容の指示が監督から出ているのみで具体的な練習メニューについては外部コーチの力も借りつつ選手達が決めています。
自分達でメニューを考えて決めるからこそ「なぜその練習をやるのか」の目的意識を高く持ち、効果の高い練習が出来ます。
選手であり学生 決まりと規律を守る
厳しい練習もこなしながら、学業も疎かにしません。赤点があると部活への参加が禁止なので、選手は一生懸命勉強もします。
また目標体重が決まっており、それに対しての目標摂取量が決まっています。何キロになるのか、そのためにどうしたら良いかを各自明確にして毎日の食事・運動に取り組みます。
練習は長くても2時間半
学校の方針で、朝練もなし。授業後から練習が始まって長くても2時間半以内には終了するとの事です。
短い練習時間で成果を上げるために「目的意識と集中力」を大事にしています。
練習の合間でトーク時間を設け、「ここはこうした方が良い」とやった事をアウトプットして口に出す時間をあえて作っています。
監督は「話す事は、練習の理解と集中が無いと感想も出てこない」と言っており、それだけ大切な事としています。
いろんな制約がある中でも、強いチームは工夫をしながら練習している事がわかりますね。
みなさまのチームで生かせる考え方、やり方が見つかるといいですね。
それでは動画をご覧ください。