創部1984年、部員数100名を超える東海大仰星高校は、言わずと知れたラグビーの名門校です。第102回全国高校ラグビー選手権にも4大会連続22回目の出場を果たしています。
強いチームはなぜ強くいられるのか?
今回は東海大仰星高校の監督である湯浅大智監督のインタビュー動画をもとに「指導方法・方針」について詳しく解説していきます。
なぜラグビーを指導しているのか?(動画18分25秒〜)
「ラグビーという競技が、とてつもなく奥が深いのでその沼にハマっているというか、その競技の面白さに気づいて欲しいですし、ラグビーに対してマニアックになって欲しいと思っています。」とインタビューで湯浅監督は話しています。
湯浅監督は、たまたまツールがラグビーなだけであり、この競技に対してマニアックになれれば、色んな分野に対してもマニアックになれる人間になれるのではないか?と考えているそう。
何か一つの事を探求したり出来るもの、それが湯浅監督の場合はラグビーだったそうです。
監督が考えるラグビーの魅力・価値観とは?(動画19分20秒〜)
湯浅監督は、人生一回分が経験できるほど奥が深いラグビーという競技。身体の大きさなど能力差があったとしても攻略できる方法があるスポーツだと語ります。
チャンピオンシップに臨んでいるのであれば基本的には「勝利至上主義」。ただ、人を蹴落とすのではなく、創意工夫を持ってチャンピオンになる過程の中で、誰からも愛される人になること。このような考え方・価値観を持って戦って欲しいと湯浅監督は選手に期待しています。
クラブ目標に対しての10ヶ条の意味(動画25分30秒〜)
チーム目標とクラブ目標があって、どんなクラブになろう?という事について、3年生に目標を立てるように指導していて、そこには監督は一切関与しないそうです。
毎年クラブ目標に対しての10ヶ条を作るのですが、きちっと言語化することで、試合に出ていない子も「これを守れてるか?」と共有して、やるべき事を成す事が出来る、と湯浅監督は話しています。
とても参考になる考え方とチームビルディングですね。それでは動画をご覧ください。