東福岡高校ラグビー部は1955年創部の部員数は150 名、全国高校ラグビー大会に23大会連続33回出場し、2022年は6大会ぶり7回目の優勝を果たしました。校舎の横に専用のラグビー場を完備するなど良い環境を備えた学校です。
強豪が、強豪であるために、どんな練習を行っているのか?
今回は最後の動画をもとに、東福岡高校ラグビー部の練習や監督の考え方を解説していきます。
最先端 オーバーワーク対策のGPS
高校生は3年間と短い時間の中で結果を出すために、ケガで長期離脱する事は絶対に避けたい事です。東福岡高校はその対策の一つとして、選手の背中にGPSを付けています。
リアルタイムに、選手の運動距離、速度、心拍数、運動強度や疲労度合いを把握する事ができ、オーバーワークの危険がある選手は監督が練習をアウトさせるという工夫をしています。
キャプテン高比良恭介選手のフィジカル
キャプテンの高比良恭介選手は福岡に来たばかりの時、ベンチプレスで60キロくらいしか上げられなかったそうですが、日々ウエイトトレーニングの結果、約2倍の115キロまで上げる事が出来るようになったそうです。
基本的に朝ウエイトトレーニングを行い、曜日ごとにベンチプレス、デッドリフト、スクワットなどをローテーションしているそうです。
高比良キャプテンはコンタクトプレーが得意との事で、その部分を支えるフィジカルも高い意識で練習に取り組んでいます。
トレーニング20% 睡眠30%、残りは?
東福岡高校の藤田監督は、身体作りの3要素として一番大切なのは栄養だと考えています。割合的には低いトレーニングですが、その中でも内容の濃いトレーニングを行い、そのトレーニング効果を高めるためには、しっかり栄養もとって睡眠もとるよう指導しています。
2時間の練習のあと、22時間をどう過ごしているのか?ラグビー選手としてそっちの方が大切であると常に選手に語っているそうです。
花園2連覇を目指すキーマンは?
藤田監督は次の全国制覇をするためのキーマンとしてキャプテンの高比良選手の名前を出しています。キャプテンたる立ち姿やオーラなど、生まれながらにしてのキャプテンシーを持つ彼の活躍に期待していると言っています。
春は決勝戦で桐蔭学園に敗れてしまったので、日本一を取るためにやっていきたいと高比良キャプテンも意気込んでいます。
強いチームには、強い理由があります。自分のチームに生かせるポイントを吸収して、ラグビー界を盛り上げましょう!
それでは動画をご覧ください。