FMVスポーツ

ボクシング 相手の脳を揺らす右アッパーの打ち方|アッパー

ボクシング 相手の脳を揺らす右アッパーの打ち方|アッパー

ボクシングでKOにつながる強力な下から打ち上げるパンチをご存知ですか?自分の肘を曲げたまま下から突き上げるように放つパンチ、名前をアッパーカットと言います。通称アッパーと呼ばれることがほとんどです。

相手のボディーにアッパーを放つ場合もありますが、アッパー・アッパーカットは、通常相手の頭部や顎を狙う際に使います。

相手は顎にアッパーを受けると、急所である脳が揺れるため意識とは別に体が動かなくなり立っていることができなくなります。それほど強烈なパンチになります。

それではKOにもつながるアッパーの打ち方とポイントについて解説します。

手からではなく体を使って右アッパーを出す

より強力なアッパーを打つためには、手だけでパンチを打とうとするのではなく、右腰と右胸も動かす意識が大事です。パワーを出すのは腕ではなく体幹部です。

そのイメージがしっかり持てていると、右腕と体が同時に動くことはなく、体幹部が先に動いて、その勢いで右腕が動きます。

右アッパーのやりがちな肘の動き

アッパーを打つ際に、やりがちなのが右肘を後ろに引いてから打ってしまうこと。これではどうしても力が拳まで伝わらなくなってしまいます。

どのようにして解決するかというと、右肘を固定します。右肘を体の後ろに引くのではなく、肘は固定して前腕だけを一回下ろしてから上げるのを意識しましょう。

相手と近い距離だと右肩を下げた打ち方もあるのですが、基本の中距離に対しては両肩を平行にして体を回旋させるようにします。

基本的なアッパーの動きは、構えて→右腕手を下ろす→体を回旋させて→肩を平行に回旋させながら→右手を上に上げていきます。

右アッパーを打つ時、右肘が体の真横を通るように肘を内側に入れて右アッパーを出しましょう。

足の動かし方

足の動きは、右足の裏で地面をしっかり捉えながら、右足を内側に絞って正面に向け、体も正面を向くようにして動かして右アッパーを繰り出します。この時、右足の踵は浮かせ、体の回旋をうまく使いながら体重をしっかりと右拳に伝えていきましょう。

左膝は動きやすいように軽く緩めておくのがポイントです。

上記に書いたポイントを参考にして右アッパーを実際に打ってみましょう。

それでは動画をご覧ください!

≪ 右アッパー・右ボディ編 ≫自宅でできる!基礎から学ぶボクシング講座!

Return Top