甲子園史上最高のセカンドと言えば、常葉菊川高等学校出身の町田友潤選手の名前が欠かせません。今でも高校野球ファンが彼の名を口にするほど、その守備力は驚異的でした。町田選手自身が動画で語った守備理論は、多くの野球プレイヤーにとって学びの場となっています。この記事では、彼がどのようにしてそのレベルの守備力を磨いたのか、その秘密に迫ります。
常葉菊川 町田友潤の経歴
町田選手は高校野球史に名を刻んだ選手。常葉菊川高(現・常葉大菊川高)での甲子園での活躍は今でも語り継がれています。活躍は特に印象的です。2007年の選抜高校野球大会で優勝、翌年の全国大会で準優勝への貢献は計り知れません。彼の守備は「セカンドに打ってしまえば望みはない」と評されるほどで、これが甲子園での名言となりました。
しかし、高校入学当初は守備が苦手だったという町田選手。多くの練習と困難を乗り越え、高いレベルの守備力を身につけました。23歳で腰痛の影響もあり現役を引退しましたが、その名は今でも高校野球ファンに強く記憶されています。
力を抜くことでグラブを立たせる
町田選手が強調するのは「力を抜くことでグラブを立たせる」という技術です。一見矛盾しているように思えますが、力を抜くことで身体に負担をかけずにスムーズな動きを可能にします。
しかし、この方法が難しいのは、力を抜いた状態でのコントロールが乱れやすい点です。それでも、町田選手はこのテクニックを駆使して多くの難しいプレイを成功させています。
なぜグラブを立たせることが重要なのか
「グラブを立てろ」という指示は、実は「グラブの捕球面(手のひら)をボールに向けろ」という意味です。この姿勢が取れていれば、ボールが弾いても目の前に落ち、次のプレーにスムーズに繋がります。
逆に、グラブが寝ている状態だと、そのままの勢いで対応しづらい方向にボールが弾む可能性があり、次のプレーにも影響が出てしまいます。
町田友潤選手の守備理論は、いかにスムーズで確実なプレーをするかに焦点を当てています。彼自身がプロで経験した多くの修正と試行錯誤を経て磨き上げた技術は、多くのプレイヤーにとって非常に有用です。ぜひ、町田選手の動画をチェックして、自分のプレーに取り入れることで、守備力を高めてみてください!
【甲子園伝説のセカンド】常葉菊川OB町田友潤さんと後輩スター諸星が対談!!守備の極意に迫ります!!