2017年に代表に初招集されて以来、日本代表のFWとして活躍する伊東純也選手。
神奈川大学3年時には、関東大学2部リーグで20試合で17得点を挙げ、得点王とベストイレブンを受賞。当時から持ち前のスピードを生かしたドリブルが魅力であったが、荒削りだった原石をヴァンフォーレ甲府が獲得し、プロサッカー人生をスタートしました。
その後、柏レイソル、KRCヘンクを経て2022年からフランスのスタッド・ランスに所属しています。
今回は、そんな伊東選手から見た「嫌な選手・すごい選手について」をインタビュー動画から解説していきます。
対峙して嫌な圧がある選手
伊東選手は、相手の特徴よりも、自分の特徴を出していくスタイルを貫いているそうですが、それでも2022年のブラジル戦の左SBの選手やカゼミーロ選手は圧力を感じた、と表現しています。
こうしてプレッシャーを感じた選手は、伊東選手がボールを受け取る前からポジショニングが良かったり、仕掛けていっても何度か止められたな、という印象が今でも残る選手だそうです。
勝ちパターンとして、スペースがあり、伊東選手がトップスピードに入っていれば勝てるというイメージはあるそうですが、それでもクロスを上げる時には減速するので、その時に足を伸ばされてカットされたり、抜ける!と思った瞬間に普通に身体を入れられて取られたりする事もあったと言っています。
伊東選手がすごいと感じる選手
候補はいっぱいいますが、その中でもアーセナルのトロサール選手やマルセイユのマリノフスキー選手を挙げています。
パスを出すのが上手で、伊東選手が動き出したらパスをくれるという安心感がありました。それがあって、当時は良い攻撃がずっと出来ていたなという印象があります。
三笘薫や酒井宏樹はやりやすかった
伊東選手は自分のプレースタイルを「全て仕掛けるイメージだと皆が思っている」と言っています。でも、実際はオーバーラップを使うタイプでもあるので、酒井選手はそのタイミングを見てポジショニングしてくれるし、伊東選手が仕掛ける時には後ろで上手くサポートしてくれるそうです。
また、伊東選手が攻撃に集中しやすいように守備の負担を減らそうとしてくれる面もあると言っています。
三笘選手は、単純なスピードでは伊東選手とあまり変わらないと思っていますが、緩急を使ったり、相手の逆をついたりするプレーは伊東選手から見ていても上手だなと思うポイントだと話しています。
代表同士でもお互いのプレーの良い部分を認め合えるというのは、とても良いことですね!
それでは、動画をご覧ください。