2015年からビックコミックスピリッツにて2023年9月現在連載中の人気サッカー漫画「アオアシ」。愛媛県の公立中学の弱小サッカー部員である主人公が、東京のサッカークラブの監督からスカウトを受け、上京。多くの選手との触れ合いを通して成長していく漫画です。
漫画と言っても、実際に生かせる技術が描かれているのもアオアシの魅力。今回は、元日本代表の中村憲剛さんが、漫画アオアシに出てくる「5レーン理論」について述べている動画を参考に解説していきます。(動画5:45〜)
サイドバックは1番上手くなくてはいけない
センターバックの選手は、色んな方向に蹴ることが出来るので相手もコースを絞りづらいですが、SB(サイドバック)はサイドラインがありコースが絞られるため、DFの中でもプレスの標的になりやすいです。
だからこそ、フリーでボールを受けるポジションを作ったり、目の前の敵を抜いて裏に抜ける事ができれば一転チャンスを演出する事が出来ます。(動画6:30〜)
アオアシ「5レーン理論」とは
漫画で出てくる「5レーン」は、4バックの時に有効な作戦として描かれています。
ピッチは、ゴールとゴールを結んだ方向に5分割して、その各エリアに攻撃側が一人ずつポジショニングするやり方です。
例えば、相手ゴール前にSBの選手が一人寄ってしまうと、隣のレーンの人間がフリーになります。そして、攻撃側がトライアングルを形成しながら進む事で、空いたレーンにパスを通しやすくなります。(動画8:28〜)
実践に活かす5レーンの考え方
ただ5レーンに5人立つ、というだけでは成立しません。
何を後ろの選手が選ぶか、前の選手はどこが空いて、いつスプリントをかけるか、それを見て仲間が動くなど、アドリブ力が求められる戦術だと中村憲剛さんは言っています。
チームとしてイメージを共有し、練習・試合をして5レーンの使い方を合わせる事が重要です。(動画12:40〜)
いかがでしょうか?ぜひ実際に試して、5レーンを手に入れてフィールドを制圧しましょう!
それでは、動画をご覧ください。