バスケットボールは高さを競うスポーツと言えます。リバウンド、シュート、ブロックなど、多くのプレイシーンでジャンプの高さが要求されます。多くの選手がジャンプ力をアップさせるためのトレーニングに取り組む中、実はジャンプの技術や意識を少し変えるだけで飛距離が変わることもあります。
今回は、片足ジャンプと両足ジャンプそれぞれのコツについて詳しくお伝えいたします。
意識を少し変えるだけでジャンプ力は変化する
ジャンプ力を高めるために筋トレやスピードトレーニングに励むことは大切ですが、それだけでは十分ではありません。ジャンプ時の意識やフォームの微調整が飛び方に大きく影響します。
腕を上に大きく振ることや、上体を後ろに倒さずに前に傾けることなど、些細な動き一つでジャンプの質が変わります。意識的な改善と継続的な練習で、ジャンプ力をさらに引き上げることができます。
片足ジャンプのコツ
片足ジャンプは、特にドライブ中のレイアップやフリークロスなどで用いられます。以下が片足ジャンプを高く跳ぶためのコツです。
踏み込む足を強化する
片足での発進時には、その足の筋力がジャンプ力に直接影響します。
前進の勢いを活用する
走りからの片足ジャンプでは、前進の勢いを上方向へ変換することが大切です。
腕の振りを利用する
片足でのジャンプ時には、反対の腕を大きく振ることで、上方向への推進力を得られます。
両足ジャンプのコツ
リバウンドやダンクシュート時には両足ジャンプが要求されます。以下が両足ジャンプを高く跳ぶためのコツです。
膝の曲げ具合を調整する
ジャンプの直前に膝を90度以上曲げることで、強い推進力を得られます。
腰を低くする
ジャンプの基盤となる腰の位置を低く保つことで、反動を利用して爆発的に跳ぶことができます。
両腕の振り上げる
両足でのジャンプ時には、両腕を大きく振り上げることで、更なる高さを得られます。
ジャンプ力は、生まれ持った体力や筋力だけでなく、日々の練習と意識的なフォームの修正によっても大きく向上します。片足ジャンプと両足ジャンプ、それぞれの特性を理解し、上記のコツを活用して、バスケットボールのプレイを更に高いレベルへと引き上げましょう。