スキーヤーがどれだけ技術を追い求めようと、決して見逃してはいけない「基本」があります。いくら最新のマテリアルを手に入れようと、基本が出来ていなければスキーヤーとしての成長はありません。
今回は、スキーヤーが出来なければ一生上手くならない超絶基本テクニックについて、最後の動画をもとに解説していきます。
パラレルで急停止を練習すべき人
皆さんも、スキー場でパラレルで急停止しながら友人に雪をかけた経験はありませんか?スキーが上手くなりたければこれをやっていく事です。特にこんな方にはお勧めです。
- 脚がうまく踏めない
- 板がたわまない
- コブで暴走する
- 急斜面で安定して滑りたい
- 強いエッジングを身につけたい
これらはほんの一部ですが、もし改善したい様ならパラレル急停止をやりましょう。
パラレルで急停止が出来ないといけない理由
では、なぜパラレル急停止が重要なのか?これが出来ないといけない理由を3つ挙げます。
強いエッジングの基本だから
エッジングとは、エッジを介して雪面に抵抗を与える事です。エッジングに強弱をつける事でスキーをコントロールします。接雪していること、良いポジションに乗っていること、正しい量と正しい方向に加重を行う事で強いエッジングが実現します。
出来ないとシンプルに危ない
自動車学校でも、路上に出る前に急停止の練習をします。危険を察知して回避するためには、パラレルの急停止が出来る必要があります。
急停止が出来ないと正しく加重が出来ていないから
急停止しようとブレーキをかけた際に、真下に滑っていく形が理想です。もし、停止しようと思った際にトップやテール方向に流れてしまう場合、それは力が逃げていたり板のたわみを使えてないことを意味します。
大切なのは、ケースバイケースでの技術の使い分けです。前後にズレる止まり方も必要な場面もあるので、どちらも狙って使い分け出来る技術を身につけていきましょう。
それでは動画をご覧ください。