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まだ間に合う!シーズンインで確認すべき滑りの基本|後傾 プルーク パラレル シュテムターン   

まだ間に合う!シーズンインで確認すべき滑りの基本|後傾 プルーク パラレル シュテムターン   

日本では、12月頃からスキー場がオープンしますね。毎年この季節が待ち遠しいと思っているスキーヤーの皆さん、今シーズンの滑りをより快適にしたいと思ったら、最初に基本を確認しましょう!簡単な動きにこそ、上達のエッセンスが詰まっているものです。

本記事では、シーズンインに練習してほしいスキーの基本練習について解説していきます。もう滑り出している方も、次のスキーの際に確認してみてくださいね!

STEP1 プルークで確認

プルークは、スキーの初歩技術です。何も意識せずに止まる、曲がるだけであれば簡単に出来る方も多いかと思います。次のステップを目指すのであれば、下記のポイントを意識してみましょう!

  • ・足首の緊張感はあるか?(ちゃんと固定できているか?)
  • ・足首、膝、股関節の屈曲のバランスはどうか?(胸の角度と足首の角度が一緒である事が望ましい)
  • ・目線はどこをみているか?(近すぎないか?)

特に、斜面に対して垂直に立つスキーは、上半身が起き上がってしまいやすく、スキー板の後方に体重がかかりやすくなってしまいます。これらのポイントを一緒に滑っている友人などに撮影してもらい、一度確認しましょう!

STEP2 プルークとパラレルターンで確認

プルークの動きが確認できたら、今度はシュテムターンのような滑り方をしてみましょう!

ターンはパラレルで滑り、切り替え時(ニュートラルポジション)ではプルークの姿勢を取ります。混ぜた滑りを行うことで、先ほどできたプルークの姿勢がちゃんと取れているか?を滑りの中で確認できます。

まずは、滑りだす前に止まっている姿勢から「プルーク」の姿勢が取れているか確認して滑ることが大切です。立位で出来ていないと、当然滑りながら正しい姿勢は取れません。

1回1回滑りながら、身体の感覚を感じながら試してみましょう!

STEP3 パラレルターンで確認

ここまで来たら、最後はパラレルターンでも姿勢が崩れないで滑れるか確認します。

プルークの姿勢を取る時のポイントを意識して中回りのターンで練習してみましょう。基本練習を行う際は、緩斜面でかつ整地されている場所で行うことをお勧めします。より自分の滑りに意識を集中しやすい環境で行いましょう。

いかがでしょうか?出来るよ!と思っている方も、もう一度基本を復習してみることで滑りのヒントが得られることがありますよ。ぜひ試してみてくださいね。それでは、動画をご覧ください。

参照元:【やらなければ上手くなりません】シーズンインに練習せよ!スキー超基本練習| プルークからパラレルターンへの展開

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香川英信
鍼灸整体治療家、スポーツトレーナー。立位姿勢と前屈から選手の特徴を判断し、トレーニングと鍼灸整体施術を行う。全日本スキークロストレーナーとしてヨーロッパで行われるW杯に帯同、2022年は世界ランク6位と選手の過去最高成績に貢献。また2023年9月卓球アジア選手権に田中佑汰選手のトレーナーとして帯同、中国選手を倒し日本人唯一のベスト8進出の裏方を担った。オリンピックを狙うアスリートから、小中高生のトレーニング指導と治療及び一般の方の治療を千葉県浦安市で行っている。筑波大学体育専門学群卒。弱点は前十字靭帯と内側側副靱帯を痛めている左足。妻・子供二人とサビ猫1匹の5人家族。
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