15人制ラグビーは、それぞれにポジションが決まっています。大きく分けると、スクラムを組む身体が大きめのFW(フォワード)と、高い身体能力で走り回るBK(バックス)で構成されています。
今回は、FWの各ポジションの役割と求められる能力について、最後の動画をもとに詳しく解説していきます。
FWの5つのポジションはパワー自慢揃い
忍耐力のあるスクラム番長兼ムードメーカー プロップ(PR)
彼らの1番の仕事はスクラムの屋台骨兼ムードメーカー。浦安D-Rocksの選手曰く、1番はオラオラ系基質の選手、3番の選手は優しい性格が多いのだとか。冗談で、付き合うのはBK、結婚するなら3番の選手と言われるそうです。
スクラムが均衡していてキツイ時に、どれだけ3番が耐えられるのか、1番は相手にプレッシャーをかけ続けられるか?が試合のポイントになってきます。
転向者が多いけれど職人気質な「人想い」 フッカー(HO)
主な仕事は、スクラムのコントロールとラインアウトスロー。2番は、裏のNo.8と言われるくらい、体格がありつつ動ける器用さを求められます。
1人じゃ何もできないが、自分勝手にやるとチームがまとまらない、そのためにチームメイトの気持ちを汲み取りながら動く事が必要とされます。
背が大きくて頑丈でハードワークし続ける狂人 ロック(LO)
背が高く、ラインアウトでジャンパーを務める4番、5番。チームの中で1番身長のある選手がなるポジションで、頑丈なハードワークし続ける必要があります。
背が高くて賢い人か、身長は無いが気が狂ったように体をぶつけ続けられる選手が向いています。LOがずっと同じ人が出続けている所は強いチームです。
ボールを持って暴れ回るBK寄りの機敏なFW フランカー(FL)・NO8
バックローと呼ばれるポジション。素早い動きでタックルやジャッカルに入ります。走る事が求められるため、体のサイズがありながらBKと同じスピードを要求されます。ナンバーエイトは、ボールを触る機会も多いし、FWとBKを繋ぐ重要な役割を担っています。
一人一人に役割があって、それを全うすることで勝利を手にする事が出来るラグビー。ポジションを深く知ることで、もっと観戦を楽しめますね!
それでは動画をご覧ください。